
岡山旅行を計画中の人の多くが「倉敷も岡山市内も行きたいけど、1泊2日で両方回れる?」と悩むんじゃないでしょうか。
倉敷と岡山市内はJRで約20分の距離なので、1泊2日あれば十分両方楽しめます。効率のいいモデルコースさえ知っていれば、初めての人でも迷わず旅できます。
この記事では倉敷・岡山の見どころからアクセス方法、1泊2日のモデルコースまで徹底解説します!
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倉敷・岡山の基本情報とアクセス
岡山はどんな場所?
岡山市は岡山県の県庁所在地で、人口約70万人の中核都市。「晴れの国おかやま」の愛称通り、年間を通じて晴れの日が多い過ごしやすい気候が特徴です。
観光的には「岡山後楽園」と「岡山城」が2大スポット。岡山後楽園は日本三名園のひとつに数えられる日本庭園で、岡山城とセットで楽しむのが定番です。「桃太郎」の伝説の地でもあり、市内では桃太郎ゆかりのスポットも巡れます。
岡山市内には路面電車(岡山電気軌道)が走っており、観光スポット間の移動に便利。「岡山駅前」から「城下」まで路面電車で10分ほどで、後楽園や岡山城へのアクセスも楽です。また、フルーツ王国として知られる岡山は白桃・マスカット・ニューピオーネなど高品質な果物の産地で、旬の時期には格安で食べられる場所もあります。
倉敷はどんな場所?
倉敷市は岡山市の西隣にある市で、観光の中心は「美観地区」と呼ばれるエリアです。白壁の蔵屋敷、なまこ壁、柳並木、そして倉敷川が織りなす景観は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
江戸時代に幕府の直轄地として栄えた商都の面影が色濃く残っており、歩くだけで歴史を感じられます。アイビースクエアや大原美術館なども有名で、芸術・文化好きにとっても見どころたっぷりの街です。
倉敷美観地区は倉敷川を中心として、東西に約600m・南北に約100mほどのコンパクトなエリアです。この狭い範囲に江戸〜明治時代の建物が密集しており、日本有数の「保存された歴史的景観」として高い評価を受けています。観光施設・飲食店・ショッピングスポットが集中しているので、半日あればひととおり見て回れます。夜のライトアップも美しく、宿泊して夜の美観地区も楽しむのがおすすめです。
岡山〜倉敷のアクセス
岡山駅と倉敷駅はJR山陽本線・伯備線で約20分、料金は片道330円程度です。1日に何本もあるので行き来しやすいです。
新幹線でのアクセスは「岡山駅」が便利。東京から岡山駅まで約3時間20分(のぞみ利用)、大阪から約35分です。
倉敷美観地区は倉敷駅から徒歩約15分、または自転車でもアクセスできます。駅前にはレンタサイクルのサービスもあり、美観地区周辺を自転車で回るのも気持ちいいです。車で来た場合は美観地区周辺に観光用の駐車場(有料)があります。
倉敷美観地区の観光スポット
倉敷川沿いの散策を楽しもう
倉敷美観地区観光の基本は倉敷川沿いの散策です。川のほとりに白壁の蔵屋敷が立ち並ぶ景観は、日本の中でも唯一無二のもの。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬はライトアップと、四季折々に美しい顔を見せます。
倉敷川では観光くんぼくと呼ばれる川舟流しも楽しめます(1人500円・所要約20分)。川から眺める美観地区の景色はまた一味違います。
川沿いにはヤナギ並木が続き、春には美しい緑が川面に映えます。白壁と柳の緑のコントラストはまさに「絵になる景色」で、カメラを持った観光客が次々と足を止める場所です。川舟流しは観光協会が運営しており、一定の定員になったら出発するスタイル。乗った瞬間から別世界の景色が広がり、写真を撮りまくること間違いなしです。
美観地区のメインストリートを東西に歩くと、倉敷川を渡る「今橋」「本町橋」などの石橋が随所にあり、橋の上から望む景色もフォトジェニック。橋を渡るたびに違う角度から美観地区の白壁が見えて、歩いているだけで飽きません。
大原美術館は外せない
倉敷のシンボル的存在、「大原美術館」は1930年に設立された日本初の西洋美術中心の私立美術館です。エル・グレコ、ゴーギャン、モネ、ルノワールなど世界的な名画が所蔵されており、美術ファンはもちろん、普段美術館に行かない人でも楽しめます。入館料は大人2,000円です。
大原美術館は倉敷観光のハイライトのひとつで、館内は本館・工芸東洋館・分館・児島虎次郎記念館と分かれています。すべて見ると2〜3時間はかかるので、時間配分を考えて行きましょう。
大原美術館は倉敷の実業家・大原孫三郎が画家・児島虎次郎に依頼してヨーロッパで収集した名画を元に設立された美術館です。エル・グレコの「受胎告知」やゴーギャンの「かぐわしき大地」など、教科書で見たことがあるような作品が実際に目の前に展示されているのは感動的。本館は主に西洋絵画を展示しており、入口の正面に立つエル・グレコが美術館のシンボルです。
分館では日本の近現代絵画を、工芸東洋館では陶芸・染織・金工など日本および東洋の工芸品を展示。じっくり全館を見ると本当に2〜3時間以上かかるので、時間が限られている場合は本館のハイライト作品を中心に見るのもOKです。
アイビースクエアと周辺ショッピング
かつての倉敷紡績工場跡を再利用した「アイビースクエア」は、レンガ造りの建物に蔦が絡まる独特の雰囲気が魅力。ホテルやレストラン、ショップが集まる複合施設で、敷地内を散策するだけでも楽しいです。
美観地区の中には雑貨店や民芸品店、カフェがたくさん。倉敷帆布を使ったバッグ、デニム製品(岡山はジーンズの産地!)、マスカット関連スイーツなど地元ならではのお土産も豊富です。
アイビースクエアは明治22年に創業した倉敷紡績の工場跡を再活用した施設で、当時のレンガ造りの外壁と天井の高い建物がそのまま利用されています。蔦(アイビー)が外壁を覆う様子が季節によって表情を変え、新緑の季節は特に美しい。館内には手作り雑貨店や体験施設もあります。
倉敷帆布は厚手でしっかりした帆布素材を使ったバッグや小物で、丈夫さと実用性が人気の理由。倉敷市内に工房を持つブランドが多く、美観地区の中に直営店やセレクトショップがいくつも点在しています。岡山・児島のジーンズも有名で、美観地区からは少し離れた「児島ジーンズストリート」に行くとデニム関連のショップが集まっています。
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岡山市内の観光スポット
岡山後楽園で日本庭園を満喫
岡山後楽園は日本三名園(水戸偕楽園・金沢兼六園・岡山後楽園)のひとつで、岡山藩主・池田綱政が築いた大名庭園です。入場料は大人500円とリーズナブルで、広大な芝生の庭園を散策しながら四季の自然を楽しめます。
春は桜、秋は紅葉の名所としても有名で、夏の夜間開放(幻想庭園)も人気があります。
後楽園の特徴は「借景」を取り入れた設計で、庭園の背後に岡山城を望む絶景が楽しめます。大芝生や曲水、茶畑など多様な要素が組み合わさった庭園は、歩き回るだけで非常に充実した時間が過ごせます。梅・桜・蓮・紅葉と季節ごとに全く違う表情を見せるのが後楽園の魅力で、何度来ても楽しめます。春や秋の週末は多くの観光客が訪れますが、平日の午前中なら比較的ゆったり散策できます。
岡山城で歴史気分
岡山後楽園と並んでセットで訪れたいのが「岡山城」。黒い外壁から「烏城(うじょう)」とも呼ばれる独特の外観が印象的な城です。天守閣は太平洋戦争で焼失しましたが復元されており、内部には岡山の歴史を展示しています(入場料:大人400円)。
後楽園から岡山城へは徒歩で橋を渡ってすぐです。両方セットで半日あれば十分楽しめます。
岡山城は豊臣秀吉の家臣・宇喜多秀家が築いた城で、黒塗りの外壁が特徴的。同じ岡山後楽園から望む黒い天守は、周囲の緑や青空に映えて独特の美しさがあります。天守閣内部の展示は岡山の戦国時代から江戸時代にかけての歴史を中心にしており、当時の甲冑・武具・文書なども見ることができます。最上階からは後楽園や岡山市内を見渡せる眺望があり、セットで見学する価値は十分です。
岡山駅周辺と桃太郎ゆかりのスポット
岡山駅前には「桃太郎像」があり、「桃太郎のまち・岡山」の顔になっています。桃太郎伝説ゆかりの吉備津神社や吉備津彦神社は郊外にありますが、時間があれば訪れる価値があります。
岡山のグルメといえば、岡山名物「黄ニラ」「マスカット」「白桃」「ままかりの酢漬け」など。駅周辺の飲食店でぜひ地元の味を楽しみましょう。
岡山観光WEB(公式)で最新のイベント情報や観光スポットをチェックできます。
岡山のご当地グルメとして意外と知られていないのが「デミカツ丼」。とんかつにデミグラスソースをかけたユニークなかつ丼で、1931年創業の老舗とんかつ店「味司野村」が発祥とされています。醤油ベースのかつ丼とは全然違う洋食感があり、一度食べたらやみつきになる人が続出。岡山駅周辺や市内の飲食店で提供しており、ぜひ試してみてください。「えびめし」(濃厚ソースで炒めたご飯)も岡山・倉敷エリアのソウルフードとして知られています。
倉敷・岡山1泊2日のモデルコース
1日目:倉敷美観地区を徹底満喫
まず倉敷駅に到着したら、美観地区へ向かいましょう。倉敷駅から美観地区まで徒歩約15分です。
- 倉敷駅着
- 午前:大原美術館でアート鑑賞(2〜3時間)
- 昼:美観地区のカフェや食堂でランチ(えびめしやデミカツ丼がおすすめ)
- 午後:倉敷川沿い散策→アイビースクエア見学→お土産ショッピング
- 夕方:倉敷川の川舟流しを楽しむ
- 夜:倉敷市内のホテルにチェックイン(夜の美観地区ライトアップも◎)
宿泊は倉敷市内のホテルを選ぶと翌朝も美観地区をゆっくり楽しめます。美観地区内には「アイビースクエア」「倉敷国際ホテル」なども宿泊施設として利用でき、ロケーション重視の旅行者に人気があります。
2日目:岡山市内へ移動して後楽園&岡山城
2日目は電車で岡山市内へ移動します。後楽園と岡山城をメインに観光します。
- 午前:倉敷駅からJRで岡山駅へ(約20分)
- 午前:路面電車で城下駅へ→岡山後楽園散策
- 昼:後楽園内か周辺のレストランでランチ(岡山地元グルメを試したい)
- 午後:岡山城見学→岡山駅周辺でショッピング・デミカツ丼などご当地グルメを楽しむ
- 夕方:帰路へ
岡山後楽園と岡山城はセットで入場できる共通券もあり、両方訪れる場合は少しお得になります。後楽園の観光後は橋を渡ってすぐ岡山城へ行けるので、歩いて移動できる距離感です。午後は岡山駅周辺の商業施設(さんすて岡山・岡山高島屋など)でショッピングや、岡山の地酒・フルーツのお土産を探してみましょう。
倉敷観光WEB(公式)ではモデルコースや宿泊情報が充実しています。
倉敷と岡山を1泊2日でハシゴする旅は、荷物をコンパクトにまとめるのがコツ。忘れ物ゼロで出発するための持ち物リストはこちらです。

倉敷・岡山旅行のグルメ&お土産ガイド
岡山グルメを楽しもう
岡山・倉敷エリアで楽しみたいグルメは盛りだくさんです。
- 岡山名物「えびめし」:濃厚ソースで炒めたご飯、倉敷にも多くのお店がある
- 「デミカツ丼」:とんかつにデミグラスソースをかけた岡山の定番グルメ
- 岡山産の白桃・マスカット:フルーツ大国岡山を代表するみずみずしい果物
- ままかりの酢漬け:岡山ならではの郷土料理、おつまみにも最高
- 倉敷名物「むらすずめ」:あんこを薄皮の生地で包んだ和菓子
- 黄ニラ料理:黄ニラの産地・岡山ならではの甘みのある食材を使った料理
ままかりは「ご飯をまま(おまま=ご飯)を借りに行くほど美味しい」という意味からついた名前で、実体はサッパという小魚の酢漬け。さっぱりとした酸味が白いご飯によく合い、地元のスーパーでも売っています。お土産としてパック詰めされたものも販売されているので、岡山の味を持ち帰ることができます。
お土産ならこれ!
岡山・倉敷のお土産は白桃ゼリーや調味料系が人気です。倉敷帆布を使ったバッグは「メイドイン倉敷」として品質が高く人気があります。岡山はジーンズの産地としても有名なので、デニム関連のグッズも面白いお土産になります。
白桃ゼリーは岡山産の白桃果汁をたっぷり使ったお土産の定番で、岡山駅の土産物コーナーで多数の種類が並びます。マスカット関連のお菓子(マスカットキャラメル・マスカットゼリーなど)も人気。地元の日本酒「大典白菊」「御前酒」なども岡山ならではのお土産です。お土産購入なら岡山駅内の「おかやましんせん」や、商業施設「さんすて岡山」の土産コーナーが充実しています。


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