
ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア……イタリアは行く前から胸が高鳴る目的地ですよね。古代ローマの遺跡、ルネサンスの芸術、水の上に浮かぶ迷宮都市、そしてピザ・パスタ・ジェラートのグルメ天国。欲張りな旅行者でもイタリアなら全部が叶います。
ただ、魅力が多い分「どう回れば効率いいの?」「費用はどのくらいかかる?」と悩む人も多いはず。この記事ではイタリア旅行の費用目安と、王道3都市を効率よく回るモデルコースを詳しく紹介します!
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イタリア旅行の基本情報
日本からのアクセス
日本からイタリアへはローマのフィウミチーノ空港またはミラノのマルペンサ空港が主要な入口。直行便はITA航空やANAがローマ直行便を運航しています。フライト時間は直行で約13〜14時間。ルフトハンザやエールフランス、エミレーツ航空などの乗り継ぎ便を利用するとさらにルートの選択肢が広がります。乗り継ぎ便は直行より価格が安くなることが多いので、予算重視の人は比較してみましょう。
通貨と物価
イタリアはユーロ圏。1ユーロ=約160〜170円前後(レートは変動します)。物価は西ヨーロッパの中では比較的高く、特に観光地周辺のレストランは日本とほぼ同水準か少し高めです。スーパーやテイクアウト、市場での食事は安く済みます。ピッツァや簡単なパスタなら観光地外のトラットリア(地元の食堂)で1,000〜2,000円程度。ホテル代は都市部は高め、郊外やアグリツーリズモ(農家民宿)を活用するとお得です。
イタリアのベストシーズン
イタリアのベストシーズンは春(4〜6月)と秋(9〜11月)。気候が過ごしやすく、混雑も夏よりは少しマシです。夏(7〜8月)はヨーロッパ人の長期バカンスシーズンで各地が大混雑し、物価も高騰します。コロッセオやウフィツィ美術館の待ち時間が数時間になることも。冬(12〜2月)はオフシーズンなので人が少なく価格も下がりますが、ヴェネツィアは浸水(アクア・アルタ)が起きることもあります。
イタリア旅行の費用目安
5泊7日の予算
イタリア旅行(ローマ+フィレンツェ+ヴェネツィア周遊)の5泊7日の費用は、1人あたり約28〜40万円が一般的な目安です。
- 航空券(往復):12〜20万円(直行・乗り継ぎ・時期による)
- ホテル(5泊):5〜10万円(3〜4星ホテル)
- 食費(6日分):2〜4万円
- 観光・入場料:1〜3万円
- 国内移動(列車等):1〜3万円
- お土産・雑費:1〜2万円
コロッセオやウフィツィ美術館など人気スポットは事前予約が必須(当日券が売り切れることも多い)。入場料も以前より値上がりしているので、観光費用は多めに見積もっておきましょう。トレビの泉は一部エリアが有料化された(広場からの鑑賞は無料)ので事前に最新情報を確認しておきましょう。
節約のポイント
イタリアで節約するポイントは①昼食はバールやメルカート(市場)でテイクアウト(500〜1,000円で済む)、②都市間移動はイタロ(Italo)やフレッチャロッサ(Frecciarossa)の早割チケットを活用(早めに予約するほど安い)、③美術館はコンビネーションチケット(複数施設のセット券)を使う、④朝食はバールのコルネット(クロワッサン)とエスプレッソで済ます(100〜200円)、の4つが効果的です。
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イタリア3都市のおすすめ観光スポット
ローマ:古代遺跡とバチカン
「永遠の都」ローマは見どころが凝縮されています。
- コロッセオ:古代ローマの闘技場。外観だけでも圧巻ですが、内部見学は事前予約必須。入場料は約18ユーロ(約2,900円)。隣のフォロ・ロマーノ(古代ローマの政治・宗教の中心地)とパラティーノの丘もセットで観光できます
- バチカン市国:サン・ピエトロ大聖堂とシスティーナ礼拝堂(ミケランジェロの天井画)は必見。ヴァチカン美術館の入場料は約17〜20ユーロ。世界一小さな国家にして世界最大の美術コレクションを誇ります
- トレビの泉:コインを投げると願いが叶うという伝説の噴水。夜のライトアップが特にロマンチック。混雑するので早朝の訪問がおすすめです
- スペイン広場:映画「ローマの休日」でも有名な階段広場。近くにはブランドショップが立ち並ぶ高級ショッピングストリートがあります
フィレンツェ:ルネサンスの芸術に浸る
ルネサンス発祥の地フィレンツェは、コンパクトな街に世界屈指の美術品が集中しています。
- ウフィツィ美術館:ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」やダ・ヴィンチ・ミケランジェロの作品が並ぶ世界最高峰の美術館。入場料は約20ユーロ。混雑するので必ず事前予約を。1〜2時間では見切れないほどの作品数があります
- フィレンツェ大聖堂(ドゥオーモ):ブルネレスキが設計した巨大ドームは街のシンボル。クーポラへの登頂チャレンジも人気(400段以上の階段!)。大聖堂自体の入場は無料で、ドームや鐘楼への入場は有料です
- ミケランジェロ広場:丘の上から眺めるフィレンツェの街並みは息をのむ美しさ。夕暮れ時が特に絶景です。観光バスが止まれないため比較的静かに楽しめます
- アカデミア美術館:ミケランジェロの「ダヴィデ像」を間近で見られる美術館。5.17mの迫力はウフィツィとは違う感動があります
ヴェネツィア:水の迷宮都市
118の島と400以上の橋で構成される水上都市ヴェネツィアは、世界中の旅人を魅了し続けています。
- サン・マルコ広場:ヴェネツィアの中心広場。サン・マルコ寺院のモザイク装飾は見事。冬季はアクア・アルタ(高潮)で広場が水没することもあります
- ゴンドラ乗り:1艘30分で約90ユーロ(数人でシェアすれば1人あたりの負担を減らせる)。定番だけどやっぱり楽しい。細い水路を進む優雅な時間は他では味わえません
- リアルト橋:大運河に架かるヴェネツィア最古の橋。橋の上からの眺めは絵になります。橋のたもとには市場(リアルト市場)があり、新鮮な魚介類が並びます
- ムラーノ島:ガラス工芸で有名な島。工房での制作実演見学もできます。ヴェネツィアングラスのアクセサリーやワイングラスはお土産に最適
観光情報の詳細はイタリア政府観光局(ENIT)公式サイト(www.italia.it・サイト終了)でも確認できます。
イタリア旅行のモデルコース(5泊7日)
1日目:成田発→ローマ到着
直行便で約13〜14時間。ローマ到着後はホテルへチェックイン。時差ぼけがキツい場合は初日はゆっくり過ごして、夜にテルミニ駅周辺を散歩する程度でもOK。ローマは治安がいい繁華街なら夜でも比較的安全です。近くのトラットリアで軽いパスタとワインを楽しんで初日を締めましょう。
2〜3日目:ローマ観光
2日目の午前中にコロッセオ・フォロ・ロマーノを見学(事前予約必須)。午後はカンピドーリオ広場を経由してトレビの泉(早朝か夜がおすすめ)・スペイン広場へ。夜はトラステヴェレ地区でディナー。おしゃれなリストランテが多く、ローマの本場カルボナーラやカチョ・エ・ペペを楽しむのに最適なエリアです。3日目はバチカン(ヴァチカン美術館・サン・ピエトロ大聖堂)を丸一日かけてじっくり見学。
4日目:ローマ→フィレンツェ(列車で約1時間半)
午前中の早い列車でフィレンツェへ移動(フレッチャロッサ)。チェックイン後、午後はウフィツィ美術館(予約済みチケットを活用)。夕方にドゥオーモ周辺を散策し、夜はフィレンツェ名物のビステッカ(Tボーンステーキ)を!本場フィレンツェのビステッカはグラム単位で注文する豪快な料理で、日本では味わえない迫力があります。
5日目:フィレンツェ観光
午前中はミケランジェロ広場から眺めを楽しんでから、アカデミア美術館でミケランジェロの「ダヴィデ像」を見学。午後はポンテ・ヴェッキオ(橋の上の宝石店)を渡ってアルノ川沿いを散策。ジェラート屋さんのはしごもお忘れなく!フィレンツェは老舗のジェラテリアが多く、本場のジェラートを食べ歩きするだけでも十分楽しめます。
6〜7日目:フィレンツェ→ヴェネツィア→帰国
列車でヴェネツィアへ(約2時間)。サン・マルコ広場でのんびり観光し、リアルト橋でスナップ撮影、ゴンドラ体験。翌日はムラーノ島でガラス工房の見学とお土産購入。ヴェネツィア空港からミラノ経由、または帰国便のある都市へ移動して帰国。ヴェネツィアは迷路のような路地が魅力で、地図を見ながら目的地を目指す過程そのものが楽しいです。
ヨーロッパ周遊は荷物が多くなりがち。海外旅行の持ち物リストで本当に必要なものだけを厳選しましょう。

10時間超のフライトを快適に乗り切るために、機内グッズの準備も忘れずに。



イタリアのグルメ
旅で外せない食体験
イタリア料理は地方ごとに特色があります:
- ローマ:カルボナーラ(本場は生クリーム不使用!卵と豚ほほ肉のグアンチャーレで作る)、カチョ・エ・ペペ(チーズと黒コショウのパスタ)、アマトリチャーナ(トマトとグアンチャーレのソース)
- フィレンツェ:ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(巨大Tボーンステーキ・キアニーナ牛使用)、リボッリータ(野菜と豆のボリューム満点スープ)
- ヴェネツィア:バッカラ・マンテカート(タラのクリーム・バゲットに乗せて食べる)、フリット・ミスト(揚げ魚介の盛り合わせ)、スプリッツ(アペロールの炭酸割りカクテル)
ジェラートは街のジェラテリアで食べるのが最高。どこで食べても絶品ですが、地元民が通う店を探すのがコツです。プラスチックのスプーンの食感より、コーンかカップに大盛りで楽しむのがイタリア流。
イタリア旅行の詳細な費用データはNewtのイタリア旅行費用ガイドも参考になります。


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