
伊豆半島といえば「温泉」のイメージが強いですが、それだけじゃないのが伊豆の魅力です。城ヶ崎海岸の断崖絶壁、大室山からの絶景パノラマ、修善寺温泉の風情ある街並み、下田の白浜海岸まで、エリアごとに違う顔を持つのが伊豆の特徴です。
東京から特急踊り子号や新幹線を使えば2時間以内でアクセスできるため、週末の短い旅行にもぴったり。この記事では、伊豆初心者の方でも後悔しない1泊2日のモデルコース・温泉情報・アクセスを徹底解説します。
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伊豆へのアクセス方法
電車でのアクセス
東京から伊豆へのメインルートはJR特急「踊り子号」です。東京駅から修善寺駅まで約2時間、伊東駅まで約1時間30分でアクセスできます。
より速く行きたい場合は、東海道新幹線で熱海駅まで行き(東京から約40分)、そこから伊東線・伊豆急行に乗り換えると効率的です。伊豆急行の「ザ・ロイヤルエクスプレス」などリゾート列車も人気があり、列車旅の雰囲気を楽しみながら移動できます。車窓から相模湾の青い海を眺めながらの移動は、旅の始まりから気分が上がります。
JR東日本の特急・新幹線情報はJR東日本公式サイトで確認できます。
車でのアクセス
東名高速道路・沼津ICから国道136号(伊豆縦貫自動車道)を南下するルートが一般的です。東京都心から修善寺方面まで約2時間、伊豆高原エリアまで約2時間30分が目安です。
伊豆半島内は東海岸・西海岸・中伊豆エリアとルートが分かれるため、事前に目的地を決めて移動計画を立てておくとスムーズです。週末は主要道路が混雑しやすいので、早朝出発がおすすめです。
伊豆の広さを知っておこう
伊豆半島は思ったよりも広く、北端の熱海から南端の下田まで車で約1時間30分以上かかります。1泊2日で全部回ろうとすると移動だけで疲れてしまうので、エリアを絞って旅行するのが賢い選択です。大きく「東伊豆(熱海・伊東・伊豆高原・下田)」「中伊豆(修善寺・天城)」「西伊豆(土肥・堂ヶ島)」の3エリアに分けて考えると計画が立てやすくなります。
伊豆の絶景スポット
大室山でパノラマ絶景を体験
伊豆高原エリアにある「大室山」は、標高580メートルのすり鉢状の火山です。リフトで山頂まで約6分で登れ、山頂からは伊豆の海・富士山・天城連山などが360度のパノラマで一望できます。
お鉢巡り(山頂の火口をぐるっと1周)は約30分で楽しめます。リフト料金は大人1,000円(往復)です。天気の良い日は富士山がくっきり見えることもあり、「こんなに近くに富士山が!」という感動を体験できます。また大室山は国指定の天然記念物のため、山焼き後の春先は斜面が鮮やかな緑に変わり、その美しい景色も見ものです。
城ヶ崎海岸の断崖絶壁と吊橋
城ヶ崎海岸は伊豆東海岸を代表する絶景スポットです。溶岩が海に流れ込んで固まった断崖が続く独特の地形が見どころで、「門脇吊り橋」は高さ23メートル、長さ48メートルの吊橋から荒波と断崖の景色を眺められます。
遊歩道も整備されており、海岸線に沿って散策しながら絶景を楽しめます。入場は無料なので気軽に立ち寄れる観光スポットです。晴れた日は岩場の向こうに広がる太平洋の青さが息をのむほど美しく、散策路を歩くだけで大満足の絶景が体験できます。
浄蓮の滝と天城越えルート
「天城越え」で有名な天城峡エリアにある「浄蓮の滝」は、高さ25メートルの迫力ある滝です。周囲には伊豆最大のわさびの産地があり、わさびソフトクリームやわさび漬けなどのご当地グルメも楽しめます。
わさびの辛さと甘さが絶妙なわさびソフトクリームは、伊豆に来たら絶対食べてほしい一品です。天城峡の深い自然の中に突如現れる落差ある滝の迫力は格別で、石川さゆりの名曲「天城越え」の舞台になったことでも知られるこのエリアは、伊豆の秘境感を堪能できる場所です。
河津七滝(かわづななだる):渓谷美と滝めぐり
下田方面の河津川沿いには7つの滝が連なる「河津七滝」があります。エメラルドグリーンの水と苔むした岩が織りなす景色は神秘的で、遊歩道を歩きながら次々と現れる滝を楽しめます。「大滝(おおだる)」は落差30メートルで迫力満点、「初景滝(しょかげだる)」は滝の前に伊豆の踊子の銅像が立つ絵になるスポットです。
河津といえば早咲きの桜「河津桜」も有名で、春先に訪れると七滝と河津桜を同時に楽しめます。
伊豆の温泉エリアガイド
修善寺温泉:風情ある温泉地
伊豆最古の温泉地のひとつ「修善寺温泉」は、竹林の道や川沿いの温泉街が風情たっぷりです。中心部にある「独鈷の湯(とっこのゆ)」は足湯として開放されており、無料で利用できます(実際に湯につかることは禁止)。
修善寺温泉の泉質はアルカリ性単純泉で、肌に優しくとろりとした湯触りが特徴です。温泉街を散策しながら宿に泊まる旅は、日本の温泉旅行の王道スタイルといえます。桂川沿いに並ぶ老舗旅館は情緒たっぷりで、川のせせらぎを聞きながらの温泉は最高の癒し体験です。
伊東温泉:湯量豊富な老舗温泉地
伊東温泉は源泉数が約700本、湧出量は静岡県内有数を誇る老舗温泉地です。「温泉街の規模は伊豆一」と呼ばれるほどで、海沿いに温泉旅館が立ち並ぶロケーションで、海を眺めながら入れる露天風呂が人気です。鉄道でのアクセスが良く、伊豆観光の拠点にもしやすいエリアです。
下田温泉:南国ムードの温泉地
伊豆半島の南端近くに位置する下田は、海の青さと亜熱帯植物が南国ムードを漂わせる温泉地です。白砂の白浜海岸は首都圏近郊の海水浴場としても人気が高く、夏は多くの海水浴客で賑わいます。幕末に開港された歴史を持つ下田は、ペリーゆかりの「了仙寺」など歴史スポットも見どころです。
西伊豆・堂ヶ島の絶景温泉
西伊豆の「堂ヶ島」は、夕陽の絶景スポットとして知られる穴場エリアです。奇岩や洞窟が続く海岸線と、水平線に沈む夕陽のコントラストは息をのむ美しさ。遊覧船に乗って洞窟の中に入る体験も人気で、温泉旅館に泊まりながら西伊豆の大自然を満喫できます。
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1泊2日伊豆モデルコース(東海岸エリア)
1日目:伊豆高原〜城ヶ崎海岸
東京を朝出発して伊豆高原駅に到着したら、まず**大室山**へ。リフトで山頂まで登り、パノラマ絶景とお鉢巡りを楽しみましょう(所要約1時間)。
お昼は伊豆高原の海鮮レストランやカフェで地元グルメを満喫。伊豆高原エリアにはおしゃれなカフェや海鮮レストランが多く、金目鯛の釜飯やしらす丼など伊豆ならではのグルメが楽しめます。
午後は**城ヶ崎海岸**へ移動して、吊橋と断崖の絶景散策(所要約1時間)。
夕方は宿にチェックインして温泉へ。伊豆高原周辺には海を望める露天風呂が自慢の宿が多いので、到着後すぐに温泉タイムを楽しめます。
2日目:伊豆シャボテン動物公園〜帰路
2日目は**伊豆シャボテン動物公園**へ。大室山のふもとに位置するこの施設では、世界各地の珍しいサボテン・多肉植物の展示と、カピバラや鳥類などとのふれあい体験ができます。
カピバラの温泉入浴は冬季限定の人気コンテンツです。広い園内をゆっくり回ると2〜3時間楽しめます。
昼食後は帰路につきますが、帰りに**熱海**に立ち寄って温泉饅頭や海鮮丼を楽しむのもおすすめです。
伊豆の海鮮グルメを楽しもう
伊豆に来たら地の魚介類は絶対に食べてほしいグルメです。**金目鯛の煮付け**は伊豆の代表的な郷土料理で、多くの旅館でも提供されています。皮目のうまみが煮汁と合わさったふっくらした味は、他では食べられない伊豆ならではの一品。
**しらす丼**も伊豆の名物で、とれたての生しらすが乗ったどんぶりは鮮度が命。鮮魚店や漁港近くの食堂で食べるのが一番美味しく、ランチスポットとして立ち寄ってみてください。
東伊豆の稲取エリアでは「港の朝市」が開かれており、新鮮な金目鯛や地魚が直接買えます。西伊豆の仁科漁港はイカ漁が盛んで、獲れたてのイカを味わえる「沖あがり食堂」が地元でも人気のグルメスポットです。
伊豆観光の豆知識と注意点
シーズンごとの注意点
伊豆は夏の海水浴シーズンとゴールデンウィークが特に混雑します。この時期は宿泊費も高騰し、観光スポットも人が多いため、平日や少しシーズンをずらして訪問するのがおすすめです。
春の河津桜シーズン(2月上旬〜3月上旬)は日本最早クラスの桜を楽しめますが、この時期も混雑するので早めの予約が必須です。
伊豆観光の最新情報をチェック
伊豆の観光情報は静岡県観光協会のサイトが参考になります:静岡県公式観光サイト
伊豆は温泉と散策の旅。温泉セットや歩きやすい靴など、旅の必需品をチェックリストで確認してから出発するとスムーズです。




伊豆旅行の費用目安
交通費
東京〜伊豆高原の特急踊り子号は片道約3,000〜4,000円(指定席含む)、往復で6,000〜8,000円程度が目安です。新幹線+伊豆急行の場合も同程度です。車の場合は高速代+ガソリン代で往復5,000〜8,000円程度。
宿泊費・観光費
伊豆の温泉旅館・リゾートホテルの1泊夕朝食付きは1人15,000〜30,000円が相場です。大室山リフト720円、伊豆シャボテン動物公園2,500円程度が観光費の目安です。1泊2日の総費用は1人25,000〜50,000円くらいを見ておくと安心です。


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