旅行の準備で最も面倒に感じるのがパッキングではないでしょうか。「あれも必要かも、これも念のため…」と詰めていくうちに、あっという間にスーツケースがパンパンになってしまう経験をお持ちの方は多いはずです。
しかし実際には、ちょっとしたコツを知っているだけで荷物は劇的に減らせます。荷物が軽くなれば移動が楽になるのはもちろん、お土産スペースも確保でき、旅行全体の快適さが大きく変わります。
この記事では、パッキングの大原則から、荷物を減らす具体的なテクニック10選、スーツケースへの詰め方のコツ、あると便利なグッズまで、旅行準備に必要な知識を網羅的に解説します。次の旅行からすぐに実践できる内容ですので、ぜひ参考にしてください。
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じゃらんnetで宿を探すパッキングの大原則3つ
原則1:「念のため」は持っていかない
パッキングで荷物が膨らむ最大の原因は「念のため」です。「雨が降るかもしれないから傘」「寒くなるかもしれないから上着」「使うかもしれないからあのアイテム」――こうした発想がスーツケースの容量を圧迫します。
「念のため」で持っていったものの8割は使わないという統計的な実感があります。迷ったら置いていく、現地で買えるものは現地で調達する。この割り切りがパッキングの最重要マインドです。
原則2:服は3日分を上限にする
何泊の旅行であっても、服は基本3日分で十分です。3泊以上の場合は現地で洗濯すれば問題ありません。記事執筆時点ではコインランドリーの設備が充実したホテルも増えており、洗濯で困ることはほとんどないでしょう。
原則3:詰める前に全部並べる
いきなりスーツケースに詰め始めるのはNGです。まず持っていくもの全部をベッドの上に並べて、全体を俯瞰で確認しましょう。すると「これはなくても大丈夫だ」と判断できるものが見えてきます。並べた後に1/3を戻すくらいがちょうどよい分量です。

荷物を減らすテクニック10選
1. 服は着回しを意識して選ぶ
色を白・黒・紺・ベージュなどの基本色で統一すると、どの組み合わせでもコーディネートが成立します。トップス3枚×ボトムス2本で6パターンの着回しが可能です。
2. かさばるアウターは着ていく
コートやパーカーなどの厚手の服は、スーツケースに入れず着用して移動するのが鉄則です。機内が寒いときのブランケット代わりにもなります。
3. シャンプー・リンスは持っていかない
国内旅行ならホテルにアメニティが備え付けられていますし、海外でもほとんどのホテルに用意されています。こだわりがある方は小分けボトルに1〜2回分だけ入れていくのがおすすめです。
4. タオルは速乾タオルに替える
普通のバスタオルはかさばるうえ乾きにくいですが、マイクロファイバーの速乾タオルなら1/3のサイズで、数時間で乾きます。旅行の持ち物としては最適です。
5. 靴は履いていく1足+サンダル
靴はスーツケースの中で非常にスペースを取ります。歩きやすいスニーカーを履いていき、室内用のサンダルだけをスーツケースに入れるのが理想的です。
6. 充電器は1つにまとめる
スマホ、モバイルバッテリー、カメラ、イヤホン…充電器だけでポーチがいっぱいになりがちです。USB-C対応の万能充電器1つにまとめることで、ケーブルの本数も減らせます。
7. ガイドブックはスマホで
紙のガイドブックは重量があります。電子書籍版を購入するか、必要なページだけスマホで写真を撮っておくのがおすすめです。Google マップのオフライン地図も活用しましょう。
8. 下着は使い捨てもアリ
長期旅行の場合、使い捨ての紙パンツを活用するのもひとつの方法です。帰りの荷物を減らせるメリットもあります。
9. 洗濯グッズを持っていく
小さな洗濯ネットと個包装の洗剤を持参すれば、洗面台やお風呂場で手洗いができます。薄手の服なら一晩で乾くため、持っていく服の枚数を大幅に削減できます。
10. お土産スペースを最初から確保
行きのスーツケースを7割程度の充填率に抑えておくと、帰りにお土産が入らなくて困るという問題を未然に防げます。
スーツケースの詰め方テクニック
基本の詰め方
- 底面(キャスター側):重いもの(靴、ヘアアイロンなど)
- 中間層:服(丸めるまたはたたむ)
- 上面(開けた時に見える側):壊れやすいもの、到着後すぐに使うもの
服は丸める?たたむ?
「服は丸めるとシワになりにくい」とよく言われますが、実際には素材によって最適な方法が異なります。
- 丸めるのが向いている:Tシャツ、下着、靴下、ジャージ素材
- たたむのが向いている:シャツ、ジャケット、パンツ
圧縮袋を使うのが最も効率的な方法です。空気を抜くだけで体積が半分以下になり、防水効果もあるため一石二鳥です。荷物をさらに減らしたい方は以下の記事も参考になります。

隙間を有効活用
靴の中に靴下を詰める、帽子の中に下着を入れる、ボトルの周りにTシャツを巻く――隙間を埋めるように詰めると、クッション代わりにもなってスペースも節約できます。


パッキングに便利なグッズ
- 圧縮袋:衣類の体積を半分以下に圧縮できる。100均でも購入可能
- パッキングキューブ:衣類をカテゴリ別に分けて整理できる。どこに何があるかすぐわかる
- ジッパー付きビニール袋:小物の整理、液体の漏れ防止、汚れ物の分別に万能
- S字フック:ホテルの洗面台やクローゼットで大活躍
- 折りたたみバッグ:帰りのお土産用に。普段はペタンコに折りたためる
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じゃらんnetで宿を探す【日数別】持ち物の目安
1泊2日(バッグひとつでOK)
- 着替え1セット
- 下着1セット
- 洗面用具(最小限)
- 充電器
- 財布・スマホ
2泊3日(機内持ち込みサイズのスーツケース)
- 着替え2セット
- 下着2セット
- 洗面用具
- 充電器
- 薄手の上着1枚
1週間(中型スーツケース)
- 着替え3セット+洗濯で回す
- 下着3〜4セット
- 洗面用具+洗濯グッズ
- 充電器・モバイルバッテリー
- 上着1〜2枚
よくある失敗と対策
失敗1:液体物が漏れていた
対策:液体物は必ずジッパー付きビニール袋に入れること。キャップ部分にラップを巻いてからキャップを閉めると漏れにくくなります。
失敗2:帰りにお土産が入らない
対策:行きの時点で折りたたみバッグを1つ入れておくこと。お土産が多い場合はそちらに入れて手荷物にできます。
失敗3:現地で「あれを持ってくればよかった」
対策:出発前にチェックリストを作成しておくこと。スマホのメモ帳で十分です。旅行のたびに更新していくと、自分専用の完璧なリストが完成します。持ち物チェックリストの完全版は以下の記事にまとめてあります。



パッキングのコツは「引き算の発想」です。あれもこれもと足していくのではなく、「これがなくても旅行は成立するか?」を基準に引いていくことで、本当に必要なものだけが残ります。
まとめ
パッキングの極意は、突き詰めると「引き算の発想」に行き着きます。持っていくものを増やすのではなく、なくても困らないものを減らしていくことが、快適な旅行への第一歩です。
荷物が軽くなれば移動が楽になり、お土産のスペースも確保でき、旅行中のストレスが大幅に減ります。ぜひ次の旅行から、この記事で紹介したテクニックを試してみてください。
旅行の持ち物に関する情報は日本旅行業協会(JATA)のサイトも参考になります。飛行機の持ち込み制限については国土交通省公式サイト、空港での手荷物検査のルールは成田国際空港公式サイトで確認できます。
※この記事の情報は記事執筆時点のものです。航空会社の手荷物規定や持ち込み制限は変更になる場合があります。最新情報は各航空会社・空港の公式サイトでご確認ください。
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