
「飛騨高山って聞いたことあるけど、白川郷とセットで行けるの?」って疑問に思ってる人も多いんじゃないかな。
結論から言うと、高山と白川郷はバスで約50分の距離にあり、セットで旅するのが定番コースです。高山の古い町並みと白川郷の合掌造り集落という、2つの全く違う絶景を1泊2日でまとめて楽しめるのが最大の魅力。
この記事では初めて行く人でも迷わないよう、アクセス方法から観光スポット、おすすめの季節まで徹底的に解説します!
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高山・白川郷の基本情報とアクセス
高山はどんな町?
飛騨高山は岐阜県北部にある山間の城下町で、「小京都」とも呼ばれる情緒豊かな観光地。江戸時代の面影が残る「古い町並み」(三町・下二之町大新町地区)は国選定の重要伝統的建造物群保存地区で、古い商家や酒蔵が立ち並ぶ美しいエリアです。
外国人観光客にも人気が高く、観光客のかなりの割合が海外からの旅行者という国際色豊かな観光地でもあります。飛騨牛や日本酒、みたらし団子など食の楽しみも豊富です。
高山の旧市街は「城下町の中心、商人町として発達した上町・下町の三筋の街並みを合わせて古い町並と呼ぶ」という歴史的な経緯があります。江戸時代には幕府の直轄地として栄えたため、独自の文化が育まれました。城下町らしい整然とした街割りが今も残っており、歩くほどに歴史の重みを感じられます。
白川郷はどんな場所?
白川郷は岐阜県大野郡白川村にある合掌造りの集落で、1995年にユネスコ世界遺産に登録されています。急勾配の茅葺き屋根が特徴の合掌造り家屋が集まる荻町集落が観光の中心で、日本の原風景とも言える景色が広がります。
冬の雪景色は特に有名で、雪が積もった合掌造りの集落はまるで絵本の世界のよう。ライトアップイベント時期は特に多くの観光客が訪れます。
合掌造りという名前の由来は、日本独自の木の梁を山形に組み合わせた建築様式で、外から見た形が手と手を合わせた合掌のように見えることからきています。急勾配の屋根は豪雪地帯の白川郷で雪が積もりすぎないようにする知恵でもあり、先人たちの生活の工夫が詰まった建築です。荻町集落には現在も大小あわせて約100棟余りの合掌造り家屋が残っており、集落全体が生きた世界遺産として機能しています。
2エリア間のアクセス方法
高山から白川郷へは濃飛バスを利用するのが一般的です。高山濃飛バスセンターから白川郷バスターミナルまで約50分、料金は片道1,900円(時期により変動あり)。一部の便は予約制なので、繁忙期は事前予約がおすすめです。
濃飛バス公式サイトで時刻表と予約ができます。GWや紅葉シーズンは特に混むので早めの予約を!
名古屋・大阪・東京からのアクセスは、JR特急「ひだ」で高山駅を目指すのが基本。名古屋から高山まで約2時間30分です。大阪方面からは金沢経由でバスを利用する方法もあります。また、東京からは飛行機で富山まで飛んで富山から高山に向かうルートも選択肢のひとつです。
白川郷へは名古屋・金沢・富山からも直通バスが運行されており、高山を経由しないルートで訪れることもできます。金沢からは高速バスで約1時間15分と意外に近く、北陸旅行と組み合わせるのも人気のコースです。
高山の観光スポットと見どころ
古い町並みでショッピング&食べ歩き
高山観光の中心は「古い町並み」と呼ばれる三町地区です。江戸・明治期の商家が軒を連ねるこのエリアは、歩くだけで気分が上がります。両サイドに雰囲気のある店が並んでいて、食べ歩きや買い物も楽しいです。
外せないのは飛騨牛の食べ歩き。串焼きやにぎりで気軽に楽しめます。みたらし団子(高山スタイルは醤油味)も外せないご当地グルメ。地酒の試飲ができる酒蔵も多く、日本酒好きにはたまらないエリアです。
古い町並みを歩くうえで覚えておきたいのが飛騨牛コロッケ、飛騨牛にぎり、朴葉(ほおば)味噌アイスなど食べ歩きメニューの豊富さ。朴葉味噌は飛騨地方ならではの郷土食で、味噌に山椒や生姜を混ぜて朴の葉の上で焼いたもの。この香ばしい風味が白いご飯や地酒にとても合います。食べ歩き用のメニューも増えており、旅の楽しみのひとつです。
また、三町地区には老舗の酒蔵が6軒ほど点在しており、店頭に「杉玉(酒林)」が下がっている目印が目印。試飲コーナーを設けている蔵も多く、飛騨の地酒をその場で楽しめます。お土産として人気の「蓬莱」「山車」「白真弓」などの銘柄を求めて立ち寄ってみてください。
高山陣屋と朝市
「高山陣屋」は江戸時代の代官所が現存する貴重な建物で、国史跡に指定されています。入場料は大人440円で、当時の生活様式や歴史を知ることができます。全国に25か所あった幕府の郡代・代官所のうち、現存しているのはここ高山陣屋だけという非常に希少な施設です。
また、毎朝開かれる「陣屋前朝市」と「宮川朝市」は朝の高山を代表する光景。野菜や漬物、民芸品などが並び、地元の人たちとの交流も楽しめます。朝7〜8時頃から始まるので、早起きしてぜひ立ち寄ってみてください。
陣屋前朝市は高山陣屋の前の広場で開催され、宮川朝市は宮川の川沿いに並ぶ形式。どちらも朝ならではの活気があって気持ちいいです。地元のおばちゃんたちが並べる旬の野菜や果物、手作りの味噌や漬物は、スーパーでは買えない本物の飛騨の味。朝市で購入した地元の食材は、そのままお土産にもなります。
飛騨の里と周辺観光
「飛騨の里」は合掌造りの古民家などを移築・復元した野外博物館です。白川郷の予行練習として立ち寄るのもあり。入館料は大人700円で、飛騨の農村文化を体験できます。
高山から足を伸ばせる「下呂温泉」も有名で、日本三名泉のひとつ。高山で1泊して翌日に下呂温泉に立ち寄るルートもあります。
飛騨の里では、合掌造りの屋根裏まで見学できる建物もあります。職人の技術で作られた茅葺き屋根の構造や、囲炉裏を中心にした生活の様子を間近に見ることができます。敷地内では季節のイベントも行われており、春の農作業体験や秋の収穫祭など、飛騨の伝統文化にふれる機会があります。
また、高山市内からも車で約10分の「飛騨大鍾乳洞」は、標高900mにある日本最高所の鍾乳洞のひとつ。全長800mを超える洞内は夏でも気温10度前後とひんやりしており、夏旅行の涼スポットとしても人気があります。大人は入場料700円ほど。
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白川郷の観光スポットと楽しみ方
荻町集落の散策
白川郷観光の中心は荻町集落です。バスターミナルから橋を渡ってすぐに集落のメインストリートへ。合掌造りの家屋が並ぶ通りを歩くだけで非日常感があります。
集落の中には食事処や土産物店も多く、そば・飛騨牛・どぶろくなどを味わえます。「どぶろく祭り」(秋開催)の時期は特に賑わいます。
荻町集落内には「合掌造り民家園」もあり、県の重要文化財に指定された9棟を含む25棟の合掌造りが保存・公開されています。主屋は屋根裏まで見学が可能で、合掌造りの内部構造を詳しく知ることができます。また、集落内の飲食店では地元の食材を使った「どぶろく鍋」や「石豆腐料理」なども楽しめます。石豆腐は白川郷ならではの濃厚な豆腐で、普通の豆腐とは全然違う食べごたえがあります。
展望台から全景を見渡す
荻町集落の全景を一望するなら展望台へ。集落から徒歩約15〜20分(少し急な坂道あり)で上がれます。田んぼと合掌造り集落が広がるパノラマビューは最高で、ここで写真を撮るのが白川郷の定番。
特に冬の雪景色と夏の新緑は素晴らしく、春の桜と合掌造りのコントラストも人気です。
展望台は「天守閣屋外展望台」とも呼ばれ、白山連峰を背景に荻町集落全体を見渡せます。早朝や夕暮れ時の景色は特に幻想的で、光の加減によって集落の表情がガラリと変わります。展望台への登り道にはシャトルバス(有料)もあるので、歩きが不安な人は活用してください。冬の積雪期は道路が凍結することがあるので、歩く際は足元に注意が必要です。
合掌造りの家屋内部を見学
荻町集落内にある「和田家」は重要文化財に指定された合掌造りの民家で、内部を一般公開しています。入館料は大人400円。合掌造りの構造や当時の暮らしぶりがよくわかります。
白川郷観光協会(公式サイト)では季節のイベント情報や交通情報を確認できます。ライトアップイベントは日程が限られるので要チェックです。
和田家は集落内で最大規模の合掌造りで、囲炉裏の火は年中欠かさず入れられています。江戸時代後期に建てられたと伝わるこの家屋は、梁や柱の太さ、屋根裏の広さなどどこを見ても圧巻です。現在でも一族が生活している「生きた文化財」であり、囲炉裏から立ち上る煙の匂いとともに、白川郷の暮らしの息吹を感じることができます。見学は有料ですが、この規模の合掌造りの内部を見ることができる機会は貴重です。
高山・白川郷1泊2日モデルコース
1日目:高山を満喫
名古屋や大阪から特急で高山駅に到着したら、まず古い町並みへ直行。食べ歩きをしながらショッピングを楽しみます。
- 高山駅着(名古屋から約2時間30分)
- 古い町並み散策・食べ歩き(飛騨牛・みたらし団子・地酒)
- 高山陣屋見学
- 昼食:飛騨牛ランチ(古い町並み周辺の飲食店でステーキや朴葉味噌料理)
- 午後:飛騨の里または宮川沿いの散策
- 夕方:高山市内のホテル・旅館にチェックイン
- 夜:宿の温泉&夕食で飛騨の食材を堪能
高山では宿泊施設の選択肢も豊富で、古い町並み周辺の旅館はロケーションが最高です。飛騨の山里ならではの料理(飛騨牛・山菜・川魚など)を楽しめる宿を選ぶと旅の満足度がぐっと上がります。
2日目:白川郷へ移動して世界遺産を体験
2日目はバスで白川郷へ移動。午前中のバスに乗れば丸一日かけてじっくり観光できます。
- 朝:高山市内の朝市に立ち寄り(7〜8時頃)
- 午前:高山濃飛バスセンターからバスで白川郷へ(約50分)
- 到着後:荻町集落の散策スタート
- 昼:集落内の食事処でそばや飛騨料理・石豆腐・どぶろく
- 午後:展望台から全景を撮影→和田家見学→合掌造り民家園
- 夕方:バスで帰路へ(高山経由または名古屋・金沢方面へ直通も)
白川郷から帰路は目的地によって選択肢があります。名古屋方面なら高山経由のバスで戻るか、白川郷から直通の高速バスで名古屋に向かうルートも。金沢方面なら白川郷から直接金沢へのバスが便利です。時間に余裕がある人は「五箇山(ごかやま)」(富山県)まで足を伸ばすのもおすすめ。白川郷と同じく合掌造りの集落が残る世界遺産エリアで、白川郷より観光客が少なく静かに見学できます。
飛騨高山観光公式サイトでは高山の最新情報や宿泊施設も探せます。
高山・白川郷は季節で必要な持ち物が大きく変わる旅先。特に冬は防寒装備が生命線になるので、出発前にしっかり確認しておきましょう。




高山・白川郷旅行のポイントと注意事項
おすすめのシーズン
高山・白川郷はオールシーズン楽しめますが、それぞれ違う魅力があります。
- 春:桜と合掌造りのコントラストが美しい(4月中旬〜下旬が見頃)
- 夏:新緑が鮮やかで爽やかな旅(山間部は都市より涼しい)
- 秋:紅葉と古い町並みが絶妙なコンビ(10月下旬〜11月上旬)
- 冬:雪景色の白川郷は幻想的(ライトアップは1月〜2月の週末限定)
冬のライトアップ期間は観光バスも増便されますが、チケットは早めに売り切れるので注意が必要です。特に白川郷のライトアップは年に数回しか開催されないため、参加したい場合は事前に日程を確認して計画を立てましょう。
高山の「春の高山祭」(4月中旬)と「秋の高山祭」(10月中旬)は全国屈指の美しい祭りとして知られており、祭り期間中は豪華な屋台(山車)が引き揃えられます。国の重要無形民俗文化財にも指定されているこの祭りに合わせて旅行すると、高山の魅力を最大限に楽しめます。ただし祭り期間中は宿泊施設が一気に埋まるので、早めの予約は必須です。
予算の目安と節約テクニック
高山・白川郷の1泊2日の旅費の目安(交通費除く)は以下の通りです。
- 宿泊:1泊1人8,000〜20,000円(旅館・ビジネスホテル)
- 飲食:1日2,000〜5,000円程度
- 観光費:1,000〜2,000円程度(各施設の入場料)
- 高山〜白川郷バス:片道1,900円程度
節約するなら古い町並みの散策自体は無料なので、食べ歩きと外観を楽しむだけでも十分楽しめます。高山陣屋も440円と比較的リーズナブルです。白川郷では荻町集落の散策は基本的に無料で、展望台への徒歩ルートも無料。和田家の見学(300円)だけ払えばかなり白川郷を堪能できます。
宿泊費の節約なら、高山の駅前周辺にビジネスホテルがいくつかあり、1泊5,000〜8,000円台から選べます。食事は朝市で地元の食材を買って食べたり、昼は食べ歩きで済ませたりするのも賢い使い方です。
旅行前に知っておきたいこと
高山・白川郷エリアを旅行する前に、いくつか知っておくと便利なことがあります。まず白川郷は集落内のメインストリートしか歩けないエリアも多く、車での乗り入れが制限されています。観光シーズン中は特にマイカー規制が実施されることもあるので、公共交通機関かシャトルバスの利用が基本です。
また、白川郷はコンビニが非常に少ないエリアです。現金の準備をある程度しておくと安心です。集落内での飲食・買い物は基本的に現金決済の店も多いので注意しましょう。高山市内はクレジットカードが使えるお店も増えていますが、朝市や古い商家での買い物は現金が便利です。


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