海外旅行でスマホを使いたいとき、これまではWiFiルーターをレンタルするか、現地でSIMカードを購入するのが定番でした。しかし今はeSIMという選択肢が非常に便利になっています。
物理SIMカードの差し替え不要で、出発前にスマホだけで設定が完了し、現地に到着したらすぐにネットが使える。2026年現在、海外通信はeSIMが最もスマートな手段と言って間違いありません。
この記事では、海外旅行におすすめのeSIMサービスを7つ厳選して比較します。選び方や設定方法もあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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JTBで海外旅行を探すeSIMとは?基本的な仕組みを解説
eSIMの仕組み
eSIMは「Embedded SIM(組み込み型SIM)」の略称です。スマホに内蔵されたSIMで、物理的なカードの差し替えなしに通信プランを追加できる仕組みになっています。
具体的には、QRコードを読み取るだけでスマホに海外用の通信プランがインストールされます。物理SIMは日本のキャリアのものが入ったままなので、帰国後に元に戻す手間も一切かかりません。海外旅行保険の選び方は以下の記事で比較しています。

eSIMのメリット
- SIMカードの差し替え不要:小さなSIMを紛失する心配がゼロ
- 出発前に設定できる:空港で慌てる必要がない
- 即時利用可能:現地到着後すぐにネットが使える
- 複数プランの併用OK:日本のSIMと海外eSIMを同時に使える(デュアルSIM)
- WiFiルーターの持ち運び不要:荷物が減る
eSIMのデメリット
- 対応機種が必要:古いスマホは非対応の場合がある
- 電話番号は基本なし:データ通信のみのプランが多い
- 設定にネット環境が必要:初回のQRコード読み取り時にWiFiが必要
eSIM対応スマホの確認方法
eSIMを利用するには、まず自分のスマホが対応しているか確認する必要があります。
iPhone
iPhone XS / XR以降のモデルはすべてeSIM対応です。iPhone 14以降の米国モデルは物理SIMスロットがなく、eSIMのみの仕様となっています。
Android
Google Pixel 4以降、Samsung Galaxy S20以降、OPPO Find X3 Pro以降などが対応しています。ただしAndroidは機種やキャリアによって対応状況が異なるため、メーカーの公式サイトで確認してください。
海外旅行おすすめeSIM 7選
1. Airalo(エラロ)
世界最大級のeSIMプラットフォームです。200以上の国・地域に対応しており、料金もリーズナブル。アプリの使い勝手が良く、初めてeSIMを使う方にもおすすめです。
地域パック(アジア全域、ヨーロッパ全域など)もあるため、複数国を周遊する旅行にも対応できます。
- 対応国数:200ヶ国以上
- 料金目安:1GB / 7日間 約4.5ドル〜(国による)
- 特徴:地域パックが充実
2. Holafly(オラフライ)
データ無制限プランが最大の魅力です。容量を気にしたくない方にはぴったりのサービスで、動画もSNSも地図も制限なく使えます。
- 対応国数:170ヶ国以上
- 料金目安:無制限 / 5日間 約19ドル〜
- 特徴:データ無制限プランが充実
3. Ubigi(ユビジ)
フランスの通信会社が運営するeSIMサービスです。通信品質が安定していると評判で、ビジネス利用にも適しています。プリペイド式で使った分だけ課金されるプランもあります。
- 対応国数:190ヶ国以上
- 料金目安:3GB / 30日間 約12ドル〜
- 特徴:通信品質に定評あり
4. Nomad(ノマド)
シンプルでわかりやすい料金体系が魅力のサービスです。国別のプランが細かく用意されており、必要な分だけ購入できるのが嬉しいポイントです。
- 対応国数:170ヶ国以上
- 料金目安:1GB / 7日間 約4ドル〜
- 特徴:料金体系がシンプル


5. トリファ(trifa)
日本発のeSIMサービスです。日本語対応のアプリとサポートが充実しており、英語が苦手な方でも安心して利用できます。日本語の設定ガイドも丁寧に用意されています。
- 対応国数:195ヶ国以上
- 料金目安:国によって異なる
- 特徴:日本語サポート充実
6. eSIMdb
厳密にはeSIMサービスではなく、eSIMの価格比較サイトです。各サービスの料金を一覧で比較できるため、最安のeSIMを見つけたい際に活用してみてください。
7. 各キャリアの海外eSIM
ドコモ・au・ソフトバンクも海外利用向けのプランを用意しています。「ahamo」は追加料金なしで海外91の国・地域でデータ通信が使える(30GBまで、15日間超過後は速度制限)ため、ahamoユーザーは追加購入不要で非常にお得です。
eSIMの選び方のポイント
渡航先で選ぶ
まずは渡航先に対応しているか確認しましょう。マイナーな国だと対応していないサービスもあります。
データ容量で選ぶ
- ライトユーザー(地図・メール程度):1日500MB〜1GB
- 普通ユーザー(SNS・写真送信含む):1日1〜2GB
- ヘビーユーザー(動画視聴・テザリング):無制限プラン推奨
日数で選ぶ
ぴったりの日数がない場合は、少し余裕を持った日数のプランを選ぶことをおすすめします。途中でデータが切れると再購入の手間がかかるためです。
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JTBで海外旅行を探すeSIMの設定方法(iPhone)
- eSIMを購入するとQRコードが届く(メールやアプリ)
- WiFiに接続した状態で「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」
- QRコードをカメラで読み取る
- 通信プランが追加されたら、「主回線(日本のSIM)」と「副回線(eSIM)」を設定
- データ通信を「副回線(eSIM)」に切り替え
- 現地到着後に「データローミング」をオンにする
設定は5分もかかりませんが、出発前にWiFi環境でインストールまで済ませておくのが鉄則です。現地でQRコードを読み取ろうとしても、ネット環境がないと設定できません。
eSIMに対応していない端末をお使いの場合や、グループ旅行で通信をシェアしたい場合は、WiFiルーターのレンタルも検討してみてください。
eSIM vs WiFiルーター vs 現地SIM
| eSIM | WiFiルーター | 現地SIM | |
|---|---|---|---|
| 手軽さ | ◎ | △(受取返却の手間) | ○(現地で購入) |
| 料金 | ○〜◎ | △(やや高め) | ◎(最安のことが多い) |
| 複数端末 | ×(1台のみ) | ◎(複数台OK) | ×(1台のみ) |
| 通信品質 | ○ | ○ | ◎(現地回線直結) |
| バッテリー | ◎(追加端末不要) | ×(別途充電必要) | ◎(追加端末不要) |
一人旅ならeSIMが断然おすすめです。グループ旅行で通信をシェアしたいならWiFiルーター、長期滞在で最安を求めるなら現地SIMが向いています。海外旅行の持ち物全般は以下の記事でチェックリスト形式でまとめています。



eSIM利用時の注意点
- テザリング:プランによってテザリング不可のものもある。事前確認を
- 電話番号:データ通信のみのプランでは電話・SMSは使えない。LINEやWhatsAppでの通話は可能
- SIMロック解除:キャリアで購入したスマホはSIMロック解除が必要な場合がある
- データ残量の確認:アプリで確認できるサービスが便利
- 返品・返金:インストール後は返品不可のサービスが多い
まとめ
eSIMは海外旅行の通信手段として、今や最もスマートな選択肢です。SIMカードの差し替えもWiFiルーターの持ち運びも不要で、スマホひとつで完結する手軽さは一度体験すると手放せません。
初めてで不安がある方は、日本語サポートが充実しているトリファか、世界最大手のAiraloから試してみるのがおすすめです。快適な海外通信環境で、旅行をさらに楽しんでください。


eSIMの対応機種の最新情報はApple公式サイトで確認できます。海外での通信に関する一般的な注意事項は総務省公式サイト、渡航先の安全情報は外務省海外安全ホームページも合わせてチェックしてください。
※この記事の情報は記事執筆時点のものです。各サービスの料金・対応国・プラン内容は変更になる場合があります。購入前に各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。
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