
マレーシアの首都クアラルンプール(KL)は、東南アジアの中でも特に「多文化」が魅力の都市です。
マレー系・中国系・インド系の文化が混ざり合い、モスクと仏教寺院とヒンドゥー教寺院が同じ街に共存するユニークな街並み。そして世界的に有名なツインタワーをはじめ、観光スポットが豊富なのも魅力のひとつです。
物価が比較的安く、日本からのアクセスも良好なクアラルンプールは、コスパ重視の旅好きにも人気の旅先。この記事では、KL観光で絶対に外せないスポットを厳選してご紹介します!
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クアラルンプールの基本情報
日本からのアクセス
日本からクアラルンプール国際空港(KLIA)へのフライト時間は約7〜8時間。マレーシア航空や日本航空、ANAの直行便のほか、LCC(格安航空会社)のエアアジアも就航しており、旅行費用を抑えることができます。
空港からクアラルンプール中心部へは、特急列車「KLIA Ekspres」で約28分。早くて便利なアクセスです。
エアアジアはマレーシアを拠点とするLCCで、成田・羽田・関西・名古屋・福岡などの国内主要空港から就航しています。LCCを使うと往復で3〜5万円台のチケットが見つかることもあり、東南アジアの中でも特にコスパよく行けるデスティネーションのひとつです。
ビザと基本情報
日本人のマレーシア観光は90日以内のビザなし入国が可能です。パスポートの有効期限は入国日から6ヶ月以上あることが条件。言語は英語が広く通じるので、観光には困りません。
通貨はマレーシアリンギット(MYR)。日本円からの両替は空港よりも市内の両替所の方がレートが良い場合が多いです。
物価は日本と比べてかなり安く、屋台での食事は50〜100円程度、ローカルレストランでも500円以下でお腹いっぱい食べられます。ショッピングモールでの食事でも1,000〜1,500円程度で十分満足できる内容です。
クアラルンプールの定番スポット
ペトロナスツインタワー(KLのシンボル)
クアラルンプールといえばこれ!ペトロナスツインタワーは高さ452メートルを誇る、かつて世界一の高さを記録した超高層ビル。現在も世界最高の「ツイン」タワーとして知られています。
展望台(スカイブリッジ・観測デッキ)に上ることができ、KLの全景を眺める体験は格別。夜景もまた格別の美しさで、ライトアップされたツインタワーは写真映え抜群です。
チケットは事前予約がおすすめ。ペトロナスツインタワー公式サイト(www.petronas.com・サイト終了)から購入できます。人気が高く、当日券は売り切れることもあります。
ツインタワーの足元にあるKLCC公園は市民の憩いの場で、夜になるとタワーが美しくライトアップされます。噴水ショーも定期的に行われ、無料で楽しめます。タワーを背景に写真を撮るなら、KLCC公園のほぼ正面から狙うのが定番スポット。日没30分後からライトアップが始まるので夕暮れ後に訪れるのがおすすめです。
KLタワー(メナラKL)
ツインタワーと並んでKLのスカイラインを彩るKLタワー(メナラKL)は、地上約421メートルの通信タワー。塔自体の高さは約335メートルで、展望台からは360度のパノラマビューが楽しめます。
ツインタワーとKLタワーを同じアングルで収める写真スポットとして有名なのがKLCC公園。夕暮れ時から夜にかけて、両方のタワーが美しくライトアップされる様子は必見です。
KLタワー内には回転レストラン「Atmosphere 360」があり、食事をしながら360度のKL市内パノラマを楽しめます。ランチ・ディナーともに予約制で、少し贅沢な記念日ディナーにも最適です。
ブキッ・ビンタン(ショッピングとグルメの中心地)
ブキッ・ビンタンはKLで一番賑やかなショッピングエリア。パビリオンKLやロット10など大型ショッピングモールが集中しており、ブランドショップからローカルフードまで何でも揃います。
夜はフードコートやホーカー屋台も賑わい、格安でマレー料理・中華料理・インド料理など多国籍なグルメが楽しめます。KL名物のナシレマ(ナシレマー)はここで必食!ローカルの食文化を体感できます。
ナシレマはマレーシアのソウルフードで、ココナッツミルクで炊いたご飯にサンバル(チリソース)・ゆで卵・きゅうり・ピーナッツ・小魚が添えられた一品。朝食から深夜まで食べられる定番料理で、屋台なら1皿数十円〜百円程度とリーズナブル。ブキッ・ビンタンのジャランアロー(屋台通り)では、夜22時頃になると多くの屋台が集まり活気が増します。
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クアラルンプールの文化スポット
バトゥ洞窟(ヒンドゥー教の聖地)
KL中心部から北へ約13キロ、石灰岩の岩山の中に位置するバトゥ洞窟はヒンドゥー教の重要な聖地。急勾配の272段の階段を上った先にある洞窟内の神殿は、幻想的な雰囲気です。
洞窟入口にそびえ立つ金色のムルガン神像(高さ42.7メートル)は圧巻のスケールで、フォトスポットとしても大人気。毎年開催されるヒンドゥー教の祭典「タイプーサム」の時期は特に賑わいを見せます。
バトゥ洞窟の入場自体は無料。ただし露出の多い服装での入場は禁止されており、寺院内の撮影にも一部制限があります。インドの文化や宗教に興味があるなら、洞窟周辺のガネーシャ像やミニ神殿なども見ごたえ満点です。KL中心部から電車(KTMコミューター)でアクセスできます。
チャイナタウン(ペタリン通り)
KLのチャイナタウン中心部、ペタリン通り(プタリン通り)は活気あふれる市場通り。ブランドコピー品から本物の雑貨、食材まで何でも売っています(コピー品の購入はもちろん自己責任で)。
この周辺にあるスリー・マハー・マリアムマン寺院はKL最古のヒンドゥー教寺院で、カラフルな装飾が目を引くフォトジェニックなスポット。チャイナタウン散策と合わせて訪れましょう。
チャイナタウンは夜が本番。屋台が立ち並び、マラッカ特産のニョニャ料理(中国とマレー料理が融合したプラナカン料理)、クレイポットチキンライス(土鍋炊き込みご飯)など、クアラルンプール独自のグルメが並びます。特にバクテー(豚骨のハーブスープ)はKLでぜひ試してほしい一品です。
セントラルマーケット(Pasar Seni)
KLの定番お土産スポットセントラルマーケット(パサール・スニ)は、手工芸品・バティック(ろうけつ染め)・陶器・雑貨・スパグッズなど、マレーシアらしいアイテムが一堂に揃うショッピングスポット。チャイナタウンから徒歩圏内にあるので、セットで訪れるのが定番です。
ムルデカ広場(独立宣言の地)
ムルデカ広場はマレーシアがイギリスから独立した1957年8月31日に独立宣言が行われた歴史的な広場。中心には世界有数の高さを誇る約95メートルの国旗掲揚ポールがそびえ立ちます。
広場周辺にはイギリス植民地時代の建築物が残っており、歴史的な雰囲気を感じながら散策できます。
クアラルンプール近郊への日帰りスポット
マラッカ(世界遺産の街)
KLから南へ約150キロ、バスで約2時間のところにあるマラッカはユネスコ世界遺産に登録された歴史都市です。ポルトガル・オランダ・イギリスと続いた植民地支配の痕跡が街並みに色濃く残り、異国情緒たっぷり。
カラフルな人力車(トライショー)に乗りながらの観光は、マラッカならではの体験です。日帰りで行けるので、KL旅行のオプションとして人気です。
マラッカでは名物のニョニャ料理や「チキン・ライス・ボール」(手まり状に成形されたチキンライス)も外せません。ジョンカーウォーク(ジョンカー通り)は雑貨店やカフェが並ぶおしゃれストリートで、週末は歩行者天国になります。
ゲンティン・ハイランド
KLから車で約1時間のリゾートエリア。標高1,800メートルの高地にあるため、涼しい気候が魅力です。カジノやテーマパーク、ホテルが集積する一大リゾートで、マレー半島の山岳リゾートを体験できます。
マレーシア旅行の荷造りは、海外旅行の持ち物リストを参考にすると効率的に準備が進みます。

クアラルンプール観光のコツ
交通手段は地下鉄(MRT/LRT)が便利
KL市内の移動はMRT(地下鉄)やLRT(モノレール)が充実していて、主要観光スポットへのアクセスが良好です。旅行者にも使いやすく、料金も安い。
また、Grabアプリのライドシェアも便利です。短距離移動でタクシーより安く利用できます。
KLではMY Rapid Cardというプリペイドカードが便利で、MRT・LRT・バスすべてで使えます。駅の自動券売機や窓口で購入でき、残額が少なくなったらチャージして使い続けられます。観光客でも迷いにくい路線マップがあるので、公共交通機関をフル活用しましょう。
マレーシア政府観光局のサイトを活用
マレーシア政府観光局公式日本語サイトでは、最新の観光情報やモデルコースが紹介されています。旅行前にチェックすることをおすすめします。
服装と宗教的なマナー
モスクや寺院を訪れる際は肌の露出を控えた服装が必要です。バトゥ洞窟やモスクなどを訪れる予定がある場合は、ショールやロングパンツを用意しておきましょう。多くの観光地では貸し出しもあります。
また、ラマダン(断食月)の時期は一部レストランの営業時間や観光地の雰囲気が変わることがあります。旅行時期の確認も大切です。
マレーシアはイスラム教が国教ですが、仏教・ヒンドゥー教・キリスト教など多宗教が共存する多元的な国です。各宗教施設を訪れる際はそれぞれの文化・マナーを尊重することが大切です。靴を脱ぐ場所や礼拝中の撮影禁止など、現地のルールに従いましょう。


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