本州最北端の県、青森。奥入瀬渓流、弘前城、ねぶた祭りなど、名前は知っていても「実際にどう回ればいいのか」と悩む方は多いのではないでしょうか。
青森県は見どころが東西南北に広く分散しています。そのため、事前の計画が旅の充実度を大きく左右するエリアです。効率よくスポットを巡るには、移動ルートを組み立てておくことが欠かせません。
この記事では、2泊3日で青森の主要スポットを効率よく回れるモデルコースを紹介します。八甲田山・奥入瀬渓流・弘前城という三大エリアを網羅したプランですので、初めての青森旅行にも最適です。

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じゃらんnetで宿を探す青森へのアクセス
飛行機
- 青森空港:東京(羽田)から約1時間20分、大阪(伊丹)から約1時間40分
- 三沢空港:東京(羽田)から約1時間20分
新幹線
- 東京→新青森:東北新幹線はやぶさで約3時間20分
- 仙台→新青森:約1時間40分
県内の移動手段
青森は公共交通機関が限られるエリアが多いため、レンタカーの利用が断然おすすめです。特に奥入瀬渓流や八甲田山方面はバスの本数が少なく、車がないと移動が難しいエリアとなっています。新青森駅前にはトヨタレンタカーやニッポンレンタカーなど主要なレンタカー会社が揃っています。
【2泊3日】青森旅行モデルコース
1日目:青森市内&八甲田エリア
10:00|新青森駅到着→レンタカーで出発
新青森駅でレンタカーをピックアップし、まずは八甲田山方面を目指します。
11:00|八甲田ロープウェー
新青森駅から車で約1時間。八甲田ロープウェーで標高1,324mの田茂萢岳(たもやちだけ)山頂へ上がると、360度の大パノラマが広がります。
冬は「スノーモンスター」と呼ばれる樹氷が見られることでも有名です。春から秋にかけては高山植物や紅葉が楽しめます。山頂には約30分〜1時間の散策路が整備されているため、体力に合わせてコースを選べます。
13:00|酸ヶ湯温泉でランチ&入浴
八甲田山のふもとにある酸ヶ湯温泉は、名物の「ヒバ千人風呂」で知られています。総ヒバ造りの巨大な大浴場は160畳の広さがあり、その圧倒的なスケールは一度体験する価値があります(女性専用時間帯もあります)。
強い酸性のお湯は湯上がりの肌がすべすべになると評判です。施設内の食堂では素朴な山の幸を使ったランチも楽しめます。

15:30|青森市内に戻って散策
青森市内では青森県立美術館かねぶたの家 ワ・ラッセのいずれかを訪れるのがおすすめです。
青森県立美術館は奈良美智の「あおもり犬」で有名で、建築そのものも見応えがあります。一方、ワ・ラッセはねぶた祭りの迫力ある山車が展示されており、祭りの時期以外でもねぶたの雰囲気を体感できる施設です。
18:00|夕食は青森の海鮮
青森駅周辺の居酒屋や食堂で海鮮料理を堪能しましょう。大間のマグロ、ホタテ、イカなど、新鮮な魚介が揃っています。特にホタテは青森が水揚げ日本一で、肉厚で甘みの強い味わいは格別です。
1泊目は青森市内のホテルに宿泊します。
2日目:奥入瀬渓流&十和田湖
8:00|青森市出発→奥入瀬渓流へ
青森市内から車で約1時間半。この日のメインは奥入瀬渓流です。
9:30|奥入瀬渓流散策
奥入瀬渓流は全長約14kmの渓流で、日本有数の自然美を誇るスポットとして知られています。流れに沿って遊歩道が整備されており、苔むした岩、大小さまざまな滝、木漏れ日が差し込むブナの森と、息をのむような景観が続きます。
全区間を歩くと3〜4時間かかります。時間に制約がある場合は石ヶ戸〜銚子大滝の区間(約5.7km、所要約2時間)がおすすめです。このエリアに見どころが集中しています。
主な見どころは「阿修羅の流れ」(最も有名な急流)、「雲井の滝」(落差25mの二段の滝)、「銚子大滝」(幅20mの本流にかかる唯一の滝)の3つです。
12:00|十和田湖
奥入瀬渓流を遡ると十和田湖に到着します。高村光太郎作の乙女の像がある休屋エリアでランチと散策を楽しみましょう。
時間に余裕があれば遊覧船への乗船もおすすめです。湖上から眺める外輪山の景色は陸からとは異なる趣があります。遊覧船は約50分のコースが定番です。
15:00|弘前方面に移動
十和田湖から弘前市内まで車で約2時間。この日は弘前市内に宿泊します。
18:00|弘前で夕食
弘前のグルメといえば津軽そばといがめんち。津軽そばは大豆をつなぎに使った独特の食感が特徴で、いがめんちはイカのゲソを叩いて揚げた郷土料理です。地酒と合わせて楽しむのがおすすめです。

3日目:弘前観光&帰路
9:00|弘前城&弘前公園
弘前城は現存十二天守のひとつです。桜の名所としても全国的に知られており、約2,600本の桜が咲き誇る春の景色は「日本一の桜」とも称されています。
桜の時期以外でも、本丸からの岩木山の眺望は素晴らしく、お堀の蓮、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の美しさを楽しめるスポットです。
10:30|仲町伝統的建造物群保存地区
弘前城の北側にある武家屋敷群です。江戸時代の面影を残す趣のある通りで、のんびりと散歩を楽しむのに適しています。
11:30|弘前れんが倉庫美術館
明治時代のシードル工場をリノベーションした現代美術館です。レンガ造りの外観が印象的で、企画展も質の高いものが多く開催されています。
12:30|アップルパイでしめくくり
弘前はりんごの生産量日本一を誇る街です。市内のカフェや洋菓子店では個性豊かなアップルパイが楽しめます。弘前市では「アップルパイガイドマップ」も配布されているほどの力の入れようです。
14:00|新青森駅→帰路
弘前から新青森駅まで車で約40分。レンタカーを返却して、新幹線で帰路につきます。
青森グルメ|これだけは食べておきたい
- 大間のマグロ:最高級マグロとして全国に名を馳せています。青森市内でも食べられる店が多数
- ホタテ:陸奥湾の肉厚ホタテは刺身でも焼いても絶品
- せんべい汁:八戸の郷土料理。南部せんべいを鍋に入れて煮込むユニークな一品
- のっけ丼:青森魚菜センターで好きな具材をごはんに載せていく市場スタイルの丼
- 味噌カレー牛乳ラーメン:青森市のB級グルメ。名前のインパクトに反して、実際に食べてみると奥深い味わいです
季節別おすすめポイント
| 時期 | おすすめ |
|---|---|
| 春(4〜5月) | 弘前城の桜。GW前後がピーク |
| 夏(7〜8月) | ねぶた祭り(8月2〜7日)。奥入瀬の新緑も見事 |
| 秋(10〜11月) | 奥入瀬渓流&八甲田の紅葉。全国屈指の紅葉スポット |
| 冬(12〜3月) | 八甲田の樹氷。弘前城の雪景色。温泉が格別に心地よい季節 |
おすすめは秋です。奥入瀬渓流の紅葉は全国でもトップクラスの美しさを誇ります。ただし、この時期は混雑するため、宿泊先は早めに予約しておくことが重要です。

青森エリアでは奥入瀬渓流のガイドツアーや十和田湖のカヌー、りんご狩り体験など、自然を満喫できるアクティビティが揃っています。事前予約はアソビューが便利です。
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じゃらんnetで宿を探す注意点&アドバイス
- 青森は面積が広いため、移動時間を多めに見積もりましょう
- 冬場はスタッドレスタイヤが必須です。吹雪で視界がほぼゼロになることもあります
- 奥入瀬渓流は滑りやすい岩場があるため、歩きやすい靴で訪れてください
- ねぶた祭り時期はホテルが非常に混み合います。半年前からの予約をおすすめします
- 冬の八甲田は天候が急変しやすいため、無理な登山は絶対に避けてください
冬季(12〜3月)の青森ドライブは路面凍結に十分注意が必要です。スタッドレスタイヤ装着のレンタカーを選び、無理のない運転を心がけましょう。
まとめ
青森は自然・歴史・グルメと三拍子揃った旅行先です。2泊3日あれば主要スポットをしっかり楽しめますし、季節ごとにまったく異なる魅力を見せてくれます。
東京から新幹線で約3時間半。距離の割にアクセスしやすい本州最北端の大自然を、ぜひ一度体感してみてください。
最新の観光情報は青森県観光情報サイト「アプティネット」、奥入瀬渓流の散策情報は十和田湖国立公園協会、弘前の観光情報は弘前観光コンベンション協会で確認できます。
※記事執筆時点の情報です。料金・営業時間・イベント日程などは変更になる場合があります。お出かけ前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
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