
「愛犬と一緒に旅行したい!」という飼い主さんが増えています。ペットは家族の一員だから、旅行も一緒に楽しみたいですよね。最近では、ペット同伴で泊まれる宿泊施設や、犬連れ大歓迎の観光スポットが全国各地に増えてきました。
でも初めてのペット旅行は「何を準備すれば良い?」「どんな宿を選べば良い?」と迷うことも多いはず。この記事では、ペット連れ旅行の準備から、エリア別のおすすめスポット・宿泊施設まで詳しく解説します!
ペット連れ旅行の前に準備すること
旅行前の健康チェックとワクチン接種
ペット連れ旅行の第一歩は、愛犬の健康状態の確認です。旅行前には必ず動物病院で健康診断を受け、ワクチン接種が最新の状態かどうかを確認しましょう。
多くのペット可宿泊施設では、以下の書類・接種証明を求められます。
- 狂犬病予防接種証明書
- 混合ワクチン(5種・7種など)接種証明書
- ノミ・ダニ駆除の実施証明(求める宿もあり)
ワクチン接種は旅行の2〜4週間前には済ませておくのが理想的。直前だと接種後の体調変化が旅行中に起きる可能性もあるため、余裕を持ったスケジュールが大切です。
また、旅行が初めてのペットや高齢の犬の場合は、かかりつけ医に「旅行に連れていって問題ないか」を相談しておくと安心。車酔いしやすい犬には、酔い止め薬の処方を相談しておくのもおすすめです。
持ち物リストを確認しよう
ペット旅行に必要な持ち物をまとめました。
- ワクチン接種証明書・狂犬病証明書
- フード・おやつ(いつも食べているもの)
- 水・水飲み用ボウル
- トイレシート・ウンチ袋
- ケージ・クレート(宿泊施設で必要な場合も)
- リード・ハーネス
- ペット用洗い流し不要シャンプー
- 常備薬・救急セット
- ペット用タオル
- お気に入りのオモチャ(慣れない場所でのストレス軽減に)
- ペット用消臭スプレー(宿泊施設でのマナーに)
車で移動する場合はクレートやシートベルトハーネスで愛犬を固定するのが安全。万が一の急ブレーキでも守られます。忘れ物をすると旅先で困るので、前日にリストを見ながら準備を完了させておきましょう。
移動手段の選び方
ペットと一緒の移動手段は主に車がおすすめです。電車・新幹線でのペット移動はケージに入れて手荷物扱いとなり、一定サイズ以内に限られます(JRの場合:縦+横+高さ合計120cm以内、重さ10kg以内など)。飛行機はほとんどの場合、ペットは貨物室扱いとなります。
長距離移動の場合は、ペットにとっても車移動がストレス少なくすみやすい選択肢。SA・PAでの休憩も取りやすいです。高速道路のSA・PAにはドッグランを設置している場所も増えており、愛犬の気分転換や排泄のタイミングにうまく活用しましょう。
エリア別おすすめペット連れ旅行スポット
関東エリア(那須・軽井沢・富士山周辺)
関東近郊でペット連れ旅行に人気なのが、那須・軽井沢・山梨(富士山周辺)エリア。ドッグフレンドリーな観光施設が充実しており、犬連れ旅行の定番エリアです。
那須高原(栃木県)
大自然に囲まれた那須高原には、ペット可の観光牧場やハイキングコースが豊富。ドッグランを備えた宿泊施設も多く、犬連れ旅行者に特に人気の高いエリアです。那須どうぶつ王国や那須高原展望台など、ペット同伴OKの観光施設も充実しています。
軽井沢(長野県)
おしゃれなリゾート地として知られる軽井沢は、ペットOKのカフェやショップが多い街。軽井沢アウトレット周辺は犬連れで歩ける雰囲気もあり、洗練された旅が楽しめます。高原の涼しい気候は犬にも優しく、特に夏の避暑旅行に最適なエリアです。
富士山周辺(山梨・静岡)
富士山を望む絶景の中をペットと散歩できるスポットが多数あります。富士山五合目や富士山周辺の自然歩道は犬連れでも歩けるコースが豊富。ペット可のグランピング施設やコテージも増えていて、自然満喫の旅が楽しめます。
関西エリア(白浜・淡路島)
関西からアクセスしやすいエリアとして、和歌山の南紀白浜や淡路島がペット旅行に人気です。
南紀白浜(和歌山県)
美しい海岸線が続く南紀白浜は、ペット同伴OKのビーチや宿泊施設が充実。波打ち際で愛犬と一緒に遊ぶ体験は最高の思い出になります。夏はビーチで泳ぐ姿が可愛くて、フォトジェニックな思い出写真が撮れること間違いなし。
淡路島(兵庫県)
神戸・大阪から車で気軽にアクセスできる淡路島には、ペット可の宿泊施設やグランピング施設が増加中。広大な自然の中で愛犬と散策するのも気持ちよいです。淡路夢舞台や淡路ファームパークなど、ペット可エリアのある観光施設もあります。
北海道エリア
スケール感が抜群の北海道も、ペット旅行に人気のエリア。広大な自然の中で愛犬とのびのびと過ごせます。
北海道は全国でも特にペット連れ旅行者が多いエリアで、富良野・美瑛の花畑や十勝の牧場地帯など、フォトジェニックなスポットを犬と一緒に楽しめます。北海道はどこに行っても広大なスペースがあり、犬が走り回れるような場所も多いのが魅力です。ペット可の宿泊施設も充実しており、大型犬でも受け入れてくれる宿が比較的多いのも北海道の特徴です。
九州・南九州エリア
九州もペット旅行に適したエリアが多数あります。阿蘇の雄大な自然の中をトレッキングしたり、宮崎の海辺でリゾート気分を楽しんだりと、ペット連れで楽しめるスポットが充実しています。大分の温泉地でもペット可の旅館が増えており、温泉とペット旅行を組み合わせるプランも人気です。
ペットと泊まれる宿泊施設の選び方
宿泊施設のタイプと特徴
ペット可宿泊施設には様々なタイプがあります。
- ペット専用リゾートホテル:ペットのことを第一に考えた施設。ドッグランやトリミングルームを完備していることが多い
- ペット可旅館・ホテル:一部の部屋のみペット可の場合も。条件は宿ごとに異なる
- ペット可コテージ:一棟貸し切りタイプで、周りを気にせずくつろげる
- ペット可グランピング:自然の中での宿泊体験と犬連れをセットで楽しめる
- ペット可温泉旅館:温泉地にもペット可施設が増加中。飼い主は温泉、ペットはドッグランで過ごせる施設も
宿選びのチェックポイント
ペット可宿泊施設を選ぶ際は以下の点を確認しましょう。
- ドッグランの有無・広さ
- 宿泊可能なペットのサイズ制限(小型犬のみ、中型犬OKなど)
- ケージ必須か否か
- 食事処・レストランへの同伴可否
- 足洗い場の有無
- 追加料金の有無(ペット1頭あたりいくらかかるか)
- チェックイン・アウト時のペットの扱い(一緒にロビーに入れるか)
ペットと泊まれる宿の検索にはペット宿ドットコムや、楽天トラベル・じゃらんの「ペット可」フィルターを活用するのが便利です。宿のレビューにはペット連れで実際に泊まった方の体験談が載っていることが多いため、参考になります。
ペット連れ旅行で気をつけること
マナーと周囲への配慮
愛犬との旅行は楽しいですが、周りへの配慮が大切です。以下の基本マナーを守りましょう。
- 排泄物の処理:必ずウンチは袋に入れて処分。オシッコの後は水で流す
- リードの使用:施設内・公共の場ではリードを必ずつける
- 吠え対策:宿泊施設の深夜・早朝の吠えには注意。しつけができている犬を連れていくのが基本
- ケージトレーニング:宿泊施設でケージに入れる場面に備えた事前トレーニングを
- 他のゲストへの配慮:犬が苦手な方もいることを忘れずに。接触を強要しない
ペットの体調管理
慣れない環境や長距離移動は、ペットにとってストレスになることも。車酔いしやすい犬には酔い止め薬の相談を事前にかかりつけ医に。また、真夏の旅行ではペットの熱中症対策が必須です。
真夏の炎天下に駐車中の車内にペットを残すことは絶対にNGです。短時間でも命に関わる危険があります。夏のペット旅行は、涼しい高地や海風が吹くエリアを選ぶか、早朝・夕方の涼しい時間帯に観光するようにしましょう。
旅行先での緊急対応
旅行先の動物病院の場所を事前に調べておくと安心。万が一ペットが体調を崩した時にすぐ対応できます。また、かかりつけ医の連絡先もメモしておきましょう。
ペット保険に加入している場合は、旅行中も補償が適用されるか確認を。保険証書や保険会社の連絡先も持参すると安心です。
ペット連れ旅行のルーティン・スケジュールのコツ
ペースをゆっくりに設定する
ペット連れ旅行は人間だけの旅行より少しゆったりとしたスケジュールを組みましょう。トイレ休憩・水飲み休憩・歩き疲れた愛犬の休憩時間を適宜取ることが大切です。
移動距離が長い場合は1〜2時間おきに休憩を取るのが理想。SA・PAのドッグランやコンビニの広い駐車場で少し歩かせてあげるだけでも、犬のストレスが大きく軽減されます。
観光スポットの事前リサーチ
「ペット可」かどうかは観光スポットによって異なります。ドッグランがある公園や、ペット同伴OKの施設を事前に調べてからスケジュールを組みましょう。現地に行って「犬は入れない」となると残念なので、必ず事前確認を。
国内のペット可観光スポット情報はペット旅行情報サイト「TravelDog」も参考になります。またGoogleマップのクチコミ検索でも「犬連れ」「ペット可」などのキーワードで絞り込んで情報収集するのが便利です。



