
宮島(正式名称:厳島)は、広島県廿日市市に属する瀬戸内海の小島で、日本三景のひとつです。海に浮かぶように見える大鳥居と朱塗りの厳島神社は日本を代表する絶景として世界中に知られており、世界遺産にも登録されています。
広島駅から電車とフェリーを乗り継いで約1時間で到着できるため、日帰り観光にぴったりのスポットです。この記事では、宮島を日帰りで最大限に楽しむためのモデルコース・アクセス・観光のポイントを徹底解説します。
🐼 ナビ助のおすすめ!
宮島へのアクセス方法
広島駅からのアクセス(王道ルート)
広島駅から宮島口駅まで、JR山陽本線で約30分です。宮島口からは宮島口桟橋まで徒歩約5分、そこからJR西日本宮島フェリーまたは宮島松大汽船のフェリーで約10分で宮島桟橋に到着します。
広島駅から宮島到着まで、合計で約45分〜1時間というアクセスのよさが宮島の大きな魅力です。フェリーからは海上に浮かぶ大鳥居が見え、島に近づくにつれて「来た!」という興奮が高まります。
JR西日本宮島フェリーの最新情報は:JR西日本宮島フェリー公式サイトで確認できます。
広島市内からの路面電車ルート
広島市内から広電(路面電車)を使って宮島口まで行く方法もあります。広島駅電停から広電宮島口電停まで約55分ですが、路面電車ならではの市街地を走る景色も旅の楽しみになります。
広電の1日乗車券を使うと広島市内の観光と組み合わせてお得に回れます。広島市内で平和記念公園や原爆ドームを訪問してから宮島に向かうルートは、多くの旅行者に選ばれている定番のコースです。
フェリーの料金と注意点
宮島口〜宮島間のフェリー料金は大人200円(片道)です(時期により変動)。JR西日本フェリーはJRパスを使えば乗船できるため、外国人観光客にも人気があります。フェリーは頻繁に運航しており、混雑時でもそれほど待たずに乗れますが、紅葉シーズンや連休中は混雑するので余裕をもったスケジュールを組みましょう。
厳島神社の見どころと参拝ポイント
大鳥居:満潮と干潮で表情が変わる
厳島神社のシンボル「大鳥居」は、海の中に立つ高さ約16メートルの壮大な鳥居です。干潮時には鳥居の足元まで歩いて近づけますが、満潮時には水に浮かんでいるように見える幻想的な景色が楽しめます。
どちらの景色も美しいので、可能であれば満潮・干潮両方の時間帯に合わせて訪問するのがおすすめです。潮汐情報は事前に確認しておきましょう。大鳥居は2019年から修復工事が行われ、現在は美しく修復された姿で参拝者を迎えています。
厳島神社の本殿を参拝する
厳島神社は海を舞台に建てられた独特の構造を持つ神社で、満潮時には社殿が海に浮かんでいるように見えます。6世紀に創建され、平清盛が現在の壮大な社殿を整備したことで知られています。
参拝料は大人300円、小・中・高生200円です。回廊を歩きながら社殿の美しさを堪能しましょう。本殿・拝殿・平舞台など、満潮時には足元から海が迫ってくる迫力ある景観が印象的です。世界遺産に登録された神社の境内を歩くだけで、歴史の重みと自然との共存が体感できます。
宮島観光の公式情報は:宮島観光協会公式サイトで確認できます。
五重塔と千畳閣(豊国神社)
厳島神社の境内近くにある「五重塔」は室町時代建立の国指定重要文化財です。朱塗りの美しい姿は写真映えも抜群で、宮島内の絶好の撮影スポットになっています。
隣接する「千畳閣(豊国神社)」は豊臣秀吉が建立を命じた大きな神社で、857枚の畳が敷けるほどの広さから「千畳閣」と呼ばれています。内部を見学できます(大人100円)。広大な空間と歴史的な柱の迫力は、厳島神社とはまた違う雰囲気で見応えがあります。
弥山(みせん)登山で絶景を楽しむ
ロープウェイで山頂へ
宮島の最高峰「弥山(標高535メートル)」からは瀬戸内海の多島美と広島の市街地を一望できます。ロープウェイを使えば山頂付近(獅子岩展望台・標高433メートル)まで登れます。
ロープウェイの料金は往復で大人2,000円(時期により変動)です。山頂からの眺めは「日本一の絶景」と称されることもあるほど素晴らしいです。天気の良い日は広島の街並みから瀬戸内の島々、さらには四国まで見渡せる360度のパノラマが広がります。
弥山の奇跡の霊火「消えずの火」
弥山の霊火堂には、弘法大師が修行した時から1,200年以上燃え続けているとされる「消えずの火」があります。この火は広島市の平和公園「平和の灯」の元火にもなっており、歴史的にも重要な場所です。ロープウェイを降りてから徒歩30分程度で到達できます。
霊火堂の周囲は弥山原始林が広がり、巨岩が点在する神秘的な雰囲気が漂います。パワースポットとしても知られており、弥山山頂を目指す登山者も後を絶ちません。体力があれば山頂まで行くと360度の絶景が待っています。
🐼 ナビ助のおすすめ!
宮島の食べ歩きグルメ
牡蠣:宮島名物を食べ歩きで楽しむ
宮島・広島は日本有数の牡蠣の産地で、焼き牡蠣・牡蠣飯・牡蠣フライなど様々な調理法で楽しめます。表参道商店街の牡蠣料理の食べ歩きは宮島観光の定番コースです。
新鮮な牡蠣を豪快に食べる体験は、宮島を訪れたら絶対に楽しんでほしいグルメです。焼き牡蠣は表参道に数件お店が並んでおり、炭火でじっくり焼かれた牡蠣はプリプリとした食感と濃厚な旨みが凝縮されています。1個から購入できるので食べ歩きにぴったりです。
もみじ饅頭:宮島定番土産
宮島・広島の定番土産「もみじ饅頭」は、島内の各所で試食しながら購入できます。こしあん・つぶあん・クリームなど種類も豊富で、揚げもみじ饅頭は食べ歩きに最適な宮島グルメです。揚げもみじは外がサクサク、中がもっちりで、抹茶やチョコレートなど変わり種も充実。定番のあんこ系から揚げたて系まで、いくつか試してお気に入りを見つけるのも楽しいです。
穴子飯
広島名物の「穴子(あなご)飯」も宮島の名物料理として知られています。ふっくらと炊き上げた穴子がご飯に乗ったシンプルな丼は、素材の旨みが凝縮された絶品グルメです。宮島口の老舗「うえの」は穴子飯の元祖として有名で、宮島観光のランチにおすすめです。ほかにも宮島内の食事処でも穴子料理が楽しめます。
宮島日帰りモデルコース
半日コース(3〜4時間)
宮島桟橋着 → 表参道商店街の食べ歩き(もみじ饅頭・牡蠣)→ 厳島神社参拝(本殿・大鳥居)→ 千畳閣・五重塔 → 宮島桟橋発
このコースなら観光の中心だけを効率よく回れます。厳島神社の参拝だけなら所要1〜1.5時間です。
1日コース(6〜8時間)
午前に宮島桟橋着 → 表参道商店街で食べ歩きランチ → 厳島神社参拝 → 千畳閣・五重塔 → ロープウェイで獅子岩展望台(弥山) → 消えずの火・弥山山頂 → 宮島桟橋発
1日コースなら弥山登山まで楽しめます。ロープウェイと徒歩を合わせた弥山観光の所要時間は約2〜3時間です。早めに出発して午前中から動き始めると、余裕を持って全行程を楽しめます。
宮島+広島市内 1泊2日コース
広島に1泊して、1日目に宮島観光・2日目に広島市内の平和記念公園や原爆ドームを見学するパターンが人気です。この2日間コースなら宮島を余裕を持って回れるうえ、広島の歴史的スポットも訪ねられて旅の充実度が格段に上がります。
宮島は歩きメインの観光地なので、動きやすい靴と日差し対策グッズが必須。日帰りでも忘れがちなアイテムがあるので、事前に持ち物を確認しておくと安心です。

宮島観光の注意点と豆知識
混雑シーズンについて
宮島は通年を通じて観光客が多いスポットです。特に紅葉シーズン(11月)・桜シーズン(4月)・ゴールデンウィーク・夏休みは大変混雑します。この時期は早朝出発を強くおすすめします。
フェリーも混雑時は待ち時間が発生することがあるので、時間に余裕を持ったスケジュールを組みましょう。早朝の宮島は人が少なく、朝靄の中に浮かぶ大鳥居という幻想的な景色が楽しめることもあります。
鹿(シカ)には注意
宮島には多数の鹿が生息しており、観光客に慣れているため近くまで寄ってくることがあります。かわいいですが、えさを与えることは禁止されています。また地図や荷物を食べてしまうことがあるので、注意が必要です。特に紙の地図や袋に入ったお菓子は鹿に取られるリスクがあるので注意しましょう。
広島観光と組み合わせよう
宮島と合わせて「平和記念公園・原爆ドーム」を広島市内で観光するコースが定番です。広島に1泊して翌日宮島というパターンが最もポピュラーです。広島市内には他にも「縮景園」や「広島城」など見どころが充実しており、2泊3日あれば広島エリアを余すところなく楽しめます。


🐼 ナビ助のおすすめ!



