
寒い季節になると、温泉に行きたい気持ちが一気に高まりませんか?冬の旅行といえば、温泉旅行がやっぱり王道。雪をぼんやり眺めながら露天風呂でぼーっとする時間、最高すぎますよね。
この記事では、冬に行くと特に感動できる国内温泉地をエリア別に紹介します。温泉地の特徴や楽しみ方も一緒に解説するので、旅行計画の参考にしてください。
🐼 ナビ助のおすすめ!
なぜ冬の温泉旅行が最高なのか?
温泉は1年中楽しめるものですが、冬の温泉には特別な魅力があります。その理由を少し整理してみましょう。
雪見露天風呂という唯一無二の体験
冬の露天風呂の最大の魅力は、何といっても「雪見風呂」です。冷えた空気の中、ゆらゆらと立ち上る白い湯気、積もった雪、静かな景色。これは冬にしか味わえない特別な体験で、一度経験すると「また来たい!」と思うこと間違いなしです。
特に夜の雪見風呂は格別。満天の星を見上げながら、しんと静まり返った夜空の下で湯に浸かる体験は、日常の疲れを一気に洗い流してくれます。雪がちらつく夜の露天風呂は、温泉旅行の中でもとりわけ記憶に残る瞬間です。
混雑が少なく、宿の雰囲気も落ち着いている
夏のお盆や紅葉シーズンと比べると、冬の温泉地は比較的落ち着いて楽しめます。特に年末年始を外した1〜2月は、比較的予約が取りやすく宿泊費も抑えめになる傾向があります。ゆっくりとした大人な旅をしたい方には最適な季節です。
いわゆる「冬の閑散期」にあたる1月後半〜2月は、人気温泉旅館でも「冬の特別プラン」として通常よりリーズナブルな料金で予約できることが多いです。高品質な宿に普段より安く泊まれるチャンスとして、冬旅行を積極的に活用したいですね。
冬のグルメが充実している
冬は旬のグルメが豊富。カニ、牡蠣、フグ、鍋料理など、体を温めてくれる美味しい食材が揃っています。温泉旅館の夕食で地元の冬グルメを堪能するのも、冬旅行の大きな楽しみのひとつです。
北陸ではズワイガニ(越前ガニ・加能ガニ)、東北では芋煮鍋や比内地鶏の鍋、九州では関サバ・関アジや豚骨しゃぶしゃぶ…。その土地の冬の味覚を旅館の夕食で楽しむのが、冬旅行ならではの贅沢です。
東北・甲信越のおすすめ温泉地
雪国の冬温泉といえばやっぱり東北・甲信越エリア。本格的な雪景色の中で温泉を楽しみたいなら、このエリアを外せません。
銀山温泉(山形県)
大正ロマンの街並みと雪景色の組み合わせが絶景と名高い銀山温泉。ガス燈が灯る石畳の通りに、レトロな温泉宿が立ち並ぶ風景は、まるでタイムスリップしたような雰囲気です。
温泉の泉質は硫酸塩泉で、疲労回復・筋肉痛・関節痛などに効果があるとされています。江戸時代から続く歴史ある湯治場で、非日常の時間を楽しめます。宿の数が少なく人気が高いため、予約は早めが必須です。→ 銀山温泉観光協会公式サイト
銀山温泉の雪景色は特に夕暮れ〜夜が美しく、ガス燈の温かみある光と白銀の街並みが幻想的なコントラストを作り出します。旅館に泊まって、夕食前後に温泉街を散歩するだけで「来てよかった!」という気持ちになれる場所です。
乳頭温泉(秋田県)
秋田県の乳頭温泉郷は、国内の温泉ファンから絶大な人気を誇る名湯地帯。乳頭山の麓に7つの一軒宿が点在し、それぞれが異なる泉質を持つ個性豊かな温泉です。
中でも「鶴の湯」は白く濁ったお湯が特徴の超人気宿で、雪に覆われた茅葺き屋根の建物と乳白色の露天風呂の組み合わせは「日本一の雪見風呂」とも呼ばれます。山の中の秘湯感が半端なく、一度は行ってみたい憧れの温泉です。「湯めぐり号」というバスを使って複数の温泉を巡ることもできます。
草津温泉(群馬県)
日本三名泉のひとつに数えられる草津温泉。「湯畑」を中心に温泉宿が立ち並ぶ温泉街の雰囲気は格別で、冬はさらに情緒が増します。強酸性の泉質は殺菌効果が高く、「草津の湯で治らない病はない」とも言われるほど。
温泉街を散策しながら、足湯を楽しんだり草津名物の湯もみショーを見学したりするのもおすすめ。スキー場も近いため、スキーと温泉を組み合わせた旅行プランにも最適です。
冬の草津温泉は雪化粧した湯畑と白い湯けむりが幻想的で、夜のライトアップも格別の美しさ。湯もみショーは草津の伝統的な温泉文化で、大きな木の板で温泉をかき混ぜる体験ができます。
野沢温泉(長野県)
長野県北部に位置する野沢温泉は、スキーと温泉が一緒に楽しめる冬の定番旅行先。全13箇所ある「外湯」と呼ばれる共同浴場は、地元の人が管理・運営しているもので、昔ながらの温泉文化が今も息づいています。外湯は無料(寸志)で入れるものも多く、湯めぐりを楽しめます。
野沢温泉スキー場は日本有数の大型スキー場で、スキー・スノーボードを楽しんだ後に外湯でほっこりするスタイルが最高。雪質が良く、ゲレンデと温泉の距離も近いので、スキーヤーから温泉好きまで満足できる旅行先です。
北海道のおすすめ温泉地
冬の北海道は雪の量がハンパなく、温泉とのセットが最高すぎる組み合わせです。
奥飛騨温泉郷(岐阜県)との比較で魅力倍増!定山渓温泉(北海道・札幌近郊)
札幌中心部から車で約1時間という好アクセスな定山渓温泉は、「札幌の奥座敷」とも呼ばれます。豊かな山々と渓谷に囲まれた自然豊かな温泉地で、冬は雪に包まれた静かな景色が楽しめます。
泉質は塩化物泉で体の芯から温まりやすいのが特徴。札幌観光とのセット旅行にも便利で、初めての北海道旅行にもおすすめです。→ 定山渓温泉観光協会公式サイト
札幌市内観光(ススキノ・さっぽろテレビ塔・円山公園)と組み合わせやすいのが定山渓温泉の大きな強み。「昼は札幌を観光、夜は定山渓の温泉宿でのんびり」というプランが非常に人気があります。
登別温泉(北海道)
北海道の温泉といえば登別温泉。9種類もの泉質が湧き出す「温泉の百貨店」とも呼ばれる多彩さが最大の魅力です。地獄谷の噴気やドス黒い池など、ダイナミックな自然現象も見られます。大型温泉旅館が多く、宿内でゆっくりと過ごせるのも魅力。
冬の登別温泉は雪に包まれた地獄谷が独特の雰囲気を醸し出し、硫黄の匂いと温泉の湯けむりが視覚・嗅覚ともに非日常の体験を与えてくれます。施設内に多彩な風呂が揃う大型旅館に泊まれば、外に出なくても1日中温泉を楽しめます。
🐼 ナビ助のおすすめ!
北陸・関西・九州のおすすめ温泉地
越前あわら温泉(福井県)
北陸新幹線の開通で一気にアクセスが良くなった福井県。あわら温泉は「関西の奥座敷」として人気の温泉地で、冬は越前カニを堪能しながら温泉に浸かれる贅沢な旅が楽しめます。カニのコースが充実した旅館が多く、冬のグルメ旅にはもってこいの場所です。
越前カニ(ズワイガニのオスの福井産ブランド)は11月〜3月が旬。茹でガニ・焼きガニ・カニしゃぶなど調理方法も多彩で、旅館のカニフルコースは大満足の内容です。あわら温泉の泉質は塩化物泉で肌にやさしく、湯上りのお肌がつるつるになると女性に特に人気があります。
白骨温泉(長野県)
長野県松本市の奥地に位置する白骨温泉は、乳白色のお湯が特徴の秘湯として知られています。硫黄と炭酸カルシウムを多く含むお湯が白濁しており、「三日入れば三年風邪をひかない」という伝説も残る名湯です。
山深い場所にある温泉地ですが、アクセスは松本ICから車で約1時間。夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々に美しい場所ですが、乳白色の湯と白銀の雪景色が組み合わさる冬が特に感動的です。
別府温泉(大分県)
日本一の湧出量を誇る別府温泉は、冬でも温暖な九州の温泉地です。温泉街の至るところで湯煙が立ち上る風景が独特の雰囲気を醸し出しています。有名な「地獄めぐり」では7か所の個性的な温泉池を観光として回れます。
別府の温泉は「砂蒸し温泉」という体験が特に人気。砂の中に全身を埋めてもらう独特のスタイルで、体の芯から温まり発汗効果が高い。冬に砂蒸し温泉に入ると体がポカポカになって最高です。
黒川温泉(熊本県)
九州でも特に人気が高い黒川温泉は、湯めぐり手形で複数の旅館の露天風呂を巡れる仕組みが有名。山間の小さな温泉街に30軒ほどの旅館が集まり、それぞれ個性的なお風呂を持っています。情緒あふれる温泉街の雰囲気は国内随一とも言われます。→ 黒川温泉観光旅館協同組合公式サイト
湯めぐり手形(1,500円)を購入すれば3か所の旅館の露天風呂を選んで入れます。各旅館が個性的なお風呂を持っていて、岩風呂・洞窟風呂・川沿い露天風呂など個性豊か。冬の黒川温泉は山間の街に温泉の湯けむりが立ち込め、風情たっぷりの景色が楽しめます。
冬の温泉旅行を120%楽しむコツ
せっかく冬に温泉旅行に行くなら、最大限楽しみたいですよね。押さえておきたいポイントをご紹介します。
朝風呂を絶対に入るべし
温泉旅行の醍醐味のひとつが、誰もいない静かな朝風呂。早起きしてひとりで露天風呂に浸かる時間は最高の贅沢。冬の朝は特に空気が澄んでいて、温泉の湯気がより幻想的に見えます。
朝6〜7時台の露天風呂は、宿泊客が少なくほぼ貸切状態になることも。朝日が差し込む中でひとり静かに湯に浸かる体験は、温泉旅行の中でも特別な時間になります。夜遅くまで飲んで朝ゆっくり起きたい気持ちはわかりますが、朝風呂だけは頑張って起きる価値があります。
夕食は地元食材を使った郷土料理を
温泉旅館の夕食は、地元の食材を活かした料理が多いのが魅力。事前に宿のプランを見て、地元グルメを楽しめる夕食プランを選ぶのがおすすめです。カニ、きりたんぽ、海の幸など、その土地でしか食べられないものを食べることが旅の最大の喜びのひとつです。
夕食プランを選ぶ際は「地酒飲み放題付き」のプランも要チェック。その土地の地酒と郷土料理の組み合わせは最高のマリアージュ。山形の米沢牛と「東光」、石川の能登牛と「菊姫」、秋田のきりたんぽと「高清水」…地酒と料理を合わせることで旅の思い出がより豊かになります。
温泉街の散策は防寒対策をしっかりと
温泉街の散歩は楽しいですが、冬の夜は想像以上に冷えます。旅館の浴衣にダウンジャケット、足元は暖かい靴下と雪対応の靴を用意しましょう。温泉でポカポカした後の冷えた外気、その後の足湯というコンボも最高ですよ。
多くの温泉街には「足湯」が設けられています。靴を脱いで足だけ温泉に浸かりながら街を楽しむスタイルは、気軽にできる温泉体験として人気。雪がちらつく中で足湯に浸かりながら甘酒を飲む体験は、冬温泉旅行の定番かつ至高の過ごし方です。
チェックアウト後も近くの日帰り温泉を活用する
旅館のチェックアウト後も温泉を楽しみたいなら、近隣の日帰り温泉施設を活用するのがおすすめ。多くの温泉地には「外湯」や「共同浴場」があり、旅館の宿泊者でなくても利用できます。
野沢温泉の外湯(13か所)や、黒川温泉の湯めぐり手形など、温泉地ならではの「湯めぐり」文化を活用すれば、旅行の最終日もたっぷり温泉を楽しんで帰れます。
冬の温泉旅行は防寒対策が快適さのカギ。温泉グッズとあわせて準備しておきましょう。

雪が降る温泉地に行くなら、防寒グッズも必携です。



冬の温泉旅行の予約タイミングと費用
12月はクリスマス・年末年始前に動く
12月中旬〜1月上旬の年末年始期間は、温泉旅館の繁忙期。料金が通常の1.5〜2倍になることもあります。この時期に行く場合は、少なくとも2〜3ヶ月前の予約が必要です。
逆に1月後半〜2月は比較的落ち着いていて、「冬の閑散期プラン」として安く泊まれる旅館も多いです。
平日1泊2日がコスパ抜群
温泉旅行は土日より平日の方が宿泊費が安く、混雑も少ない。有休を活用した1泊2日の平日旅行は、コスパ抜群の冬旅行スタイルです。ゆっくりとお風呂に浸かれる時間も確保できます。
費用の目安(大人2人・1泊2日・2食付き):東北・甲信越エリアで3〜8万円、北海道で4〜10万円、九州で3〜7万円程度が一般的です。カニフルコース付きの宿は1人3〜5万円程度が目安で、旅の目的に合わせてプランを選びましょう。


📦 この記事で紹介した商品
🐼 ナビ助のおすすめ!



