航空券を購入した後に「もっと安く買えたのに」と気づいた経験はありませんか。航空券の価格は検索するタイミングや方法によって大きく変わるため、少しの工夫で数万円の差が生まれることも珍しくありません。
そこで活用したいのがスカイスキャナー(Skyscanner)です。世界中の航空会社やOTA(オンライン旅行代理店)の料金を一括で比較できる、いわば「航空券の価格.com」のようなサービスで、旅行好きの間では定番中の定番となっています。
この記事では、スカイスキャナーの基本的な使い方から、最安値を引き出すための7つのテクニックまで、網羅的に解説します。初めて使う方も、もっと使いこなしたい方も、ぜひ参考にしてみてください。
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スカイスキャナーってどんなサービス?
スカイスキャナーは航空券のメタサーチエンジン(比較検索サイト)です。自社で航空券を販売しているわけではなく、JALやANA、LCCはもちろん、ExpediaやTrip.comといった予約サイトの料金をまとめて検索し、最安値を見つけてくれる仕組みになっています。
もともとイギリスで生まれたサービスで、記事執筆時点では世界中で利用されています。日本語にも完全対応しているため、英語が苦手な方でも問題なく使えます。
スカイスキャナーの特徴
- 完全無料で利用できる
- 世界1,200以上の航空会社・旅行サイトを一括検索
- 航空券だけでなく、ホテルやレンタカーも検索可能
- アプリ版があり、外出先でもサクッと検索できる
- 価格アラート機能で値下がりを通知してくれる
つまり、最安の航空券を見つけたいなら、まずスカイスキャナーで検索というのが、旅行好きにとっての鉄則です。

スカイスキャナーの基本的な使い方
操作自体はとてもシンプルです。4つのステップで順番に解説します。
STEP1:出発地と目的地を入力
スカイスキャナーの公式サイトにアクセスしたら、まず「出発地」と「目的地」を入力します。空港名でも都市名でも検索できます。
ここでぜひ覚えておきたいのが、目的地に「すべての場所」を選べるという機能です。「どこか安いところに行きたい」と漠然と考えているときに大変便利で、行き先を決めずに最安の目的地を探すことができます。
STEP2:日程を選ぶ
次に出発日と帰国日を選択します。ここにもポイントがあり、「月全体」を選択すると、その月の中で最も安い日程を自動的に見つけてくれます。
日程に融通がきく方は、必ずこの「月全体」検索を活用しましょう。同じ路線でも曜日や日にちによって数万円の差が出ることは珍しくありません。
STEP3:検索結果を比較する
検索結果には、直行便・乗り継ぎ便がずらりと表示されます。デフォルトは「最安値」順ですが、「最速」「おすすめ」などでソートすることも可能です。
気になるフライトをクリックすると、予約できるサイトの一覧と各サイトの料金が表示されます。同じフライトでも予約サイトによって数千円から数万円の差が生じるため、ここでしっかり比較することが大切です。
STEP4:予約サイトで購入
最安のサイトを見つけたら、そのサイトに遷移して航空券を購入します。スカイスキャナー上では購入手続きはできないため、最終的には各予約サイトで手続きを行う流れとなります。
最安航空券を見つけるための7つのコツ
基本的な使い方がわかったところで、ここからが本題です。さらに安い航空券を見つけるためのテクニックを7つ紹介します。
1. 「すべての場所」検索で最安の目的地を探す
先ほども触れましたが、目的地を「すべての場所」にすると、行き先別の最安値がランキング形式で表示されます。「とにかく安く海外に行きたい」という方は、まずこの機能を試してみてください。
たとえば東京発で検索すると、時期によってはソウルや台北が往復1万円台で表示されることもあります。
2. 日程は「月全体」で検索する
出発日と帰国日を固定せず、「月全体」で検索するのが鉄則です。カレンダービューで日別の最安値が一目でわかるため、安い日程を狙い撃ちすることが可能です。
一般的に火曜・水曜出発が安い傾向がありますが、路線によって異なるため、カレンダーで確認するのが確実です。
3. 近隣の空港もチェックする
たとえば東京在住であれば、成田と羽田の両方をチェックしましょう。LCCは成田発が多いため、成田のほうが安い場合が多くあります。大阪なら関空と伊丹、名古屋ならセントレアと小牧のように、近隣空港を比較するのも有効な手段です。
4. 価格アラートを設定する
行き先と日程がおおよそ決まっているなら、価格アラートを設定しておきましょう。料金が下がったタイミングでメール通知が届くため、最安のタイミングで購入できます。
航空券の価格は日々変動します。「今すぐ買わなければ」と焦らず、アラートを仕掛けてじっくり待つのが賢い方法です。

5. シークレットモード(プライベートブラウズ)で検索する
同じ路線を何度も検索すると価格が上がるという説があります。Cookieで検索履歴を追跡し、需要が高いと判断して値上げする仕組みがあるとも言われています。
真偽は諸説ありますが、念のためシークレットモード(Chromeなら「Ctrl+Shift+N」)で検索するのがおすすめです。デメリットは一切ありません。
6. 片道×2で検索してみる
往復で検索するのが一般的ですが、行きと帰りを別々の航空会社で片道ずつ購入したほうが安くなるケースがあります。特にLCCが混在する路線では、このパターンが有効なことが多いです。
7. 購入前に航空会社の公式サイトもチェック
スカイスキャナーで最安のサイトを見つけたら、購入前に航空会社の公式サイトも確認しましょう。公式サイト限定のセールやクーポンで、さらに安くなっている場合があります。
特にLCCは公式サイトが最安になることが多いため、Peachやジェットスターの公式サイトは必ずチェックしておきたいところです。
スカイスキャナーを使うときの注意点
便利なスカイスキャナーですが、いくつか気をつけておきたいポイントもあります。
表示価格と最終価格が異なることがある
スカイスキャナーの検索結果に表示される料金は、あくまで概算です。予約サイトに遷移すると、手数料や座席指定料、荷物代が別途加算され、最終的な支払額が数千円高くなることがあります。
特にLCCは「受託手荷物別料金」が標準です。荷物込みの総額で比較する習慣をつけましょう。
予約先サイトの信頼性を確認する
スカイスキャナーにはさまざまな予約サイトが登録されていますが、中にはトラブルの口コミが多いサイトも存在します。聞いたことのないサイトが最安の場合は、そのサイトの評判を事前に調べてから予約するのが安全です。
不安がある場合は、多少高くても航空会社の公式サイトか、大手旅行サイト(Expedia、Trip.comなど)で購入するのが無難です。
キャンセル・変更ポリシーを確認する
安い航空券ほどキャンセル不可・変更不可であることが多いです。予約前にキャンセルポリシーをしっかり確認しましょう。予定が変わる可能性がある場合は、多少高くてもキャンセル可能なチケットを選ぶのも賢い選択です。
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スカイスキャナーと他の比較サイトの違い
航空券の比較サイトはスカイスキャナー以外にもいくつかあります。それぞれの特徴を把握しておくと、使い分けがしやすくなります。
Google フライトとの比較
Google フライトも優秀な比較ツールです。地図上で目的地を選べたり、価格予測機能があったりと、Googleならではの便利さがあります。ただし、検索対象の予約サイト数はスカイスキャナーのほうが多いため、最安値を探すならスカイスキャナーが有利です。
エアトリ・トラベルコとの比較
日本の比較サイトならエアトリやトラベルコも人気があります。国内線の比較には強い一方、海外の航空券や国際線はスカイスキャナーのほうが圧倒的に情報量が豊富です。国内線はエアトリ、国際線はスカイスキャナーのように使い分けるのもおすすめです。
国内線ならエアトリやトラベルコ、国際線ならスカイスキャナーやGoogleフライトと使い分けると、最安値に出会える確率がグッと上がります。
スマホアプリ版の便利な使い方
スカイスキャナーはスマホアプリも提供しており、こちらも大変便利です。
- 価格アラートのプッシュ通知で値下がりをすぐにキャッチできる
- オフラインでも検索結果を保存できる
- UIがシンプルで直感的に操作しやすい
通勤時間にサッと航空券を検索して安い日程をチェックする、という使い方もできます。旅行好きの方は、アプリをインストールしておいて損はありません。

まとめ:スカイスキャナーを使いこなして最安旅行を実現しよう
スカイスキャナーの使い方とコツをまとめると、以下のようになります。
- 目的地「すべての場所」と日程「月全体」で柔軟に検索する
- シークレットモードで検索し、価格アラートを活用する
- 片道×2の組み合わせも試してみる
- 最安サイトを見つけたら公式サイトとも比較する
- 表示価格だけでなく、手荷物料金込みの総額で判断する
ちょっとした検索テクニックを知っているだけで、同じフライトでも数万円安くなることは十分にあり得ます。次の旅行を計画する際は、ぜひスカイスキャナーをフル活用して、お得な航空券を手に入れてください。
※記事執筆時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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